コレクタ インスタンス フィールド

このトピックではコレクタ インスタンス フィールドについて説明します。これらのフィールドはコレクタの複写先に基づいて分類されています。

複写先:Historian サーバ

フィールド 説明
複写先サーバ コレクタのデータ送信先となる Historian サーバのコンピュータ名。
ユーザ名 Historian サーバにアクセスするためのユーザ名。
パスワード Historian サーバにアクセスするためのパスワード。

複写先:Predix Time Series

フィールド 説明
クラウドの複写先アドレス データ送信先の Predix Time Series インスタンスが公開しているデータ ストリーミング エンドポイントの URL。通常は「wss://」から始まります。この値は、コレクタのインターフェース名とデフォルト タグのプレフィックスの一部として使用されます。この URL は Predix Time Series の管理者が提供できます。
ID 発行者 コレクタが自身を認証し、Predix Time Series にストリーミングするために必要な認証情報を取得するための認証エンドポイントの URL。つまり、これは Predix Time Series への接続に使用する UAA インスタンスの発行者 ID です。通常は「https://」で始まり、「/oauth/token」で終わります。
クライアント ID Predix Time Series とやりとりする際のコレクタを指定します。これは、多くの認証方式におけるユーザ名に相当します。クライアントは ID 発行者で区別できる UAA インスタンス内に存在する必要があります。また、システムでは timeseries.zone.{ZoneId}.ingest 権限と timeseries.zone.{ZoneId}.query 権限に、指定された Predix ゾーン ID のクライアントへのアクセス権を付与する必要があります。Predix Time Series 管理者がこの情報を提供します。
クライアント シークレット コレクタを認証するためのシークレット。これは、多くの認証方式におけるパスワードに相当します。
ゾーン ID コレクタのデータ送信先となるインスタンスの一意の識別子。
プロキシ 認証処理とデータ送信の両方に使用するプロキシ サーバの URL を指定します。ネットワーク外の Web リソースにアクセスするためにプロキシ サーバが使用されているネットワーク上でコレクタが実行されている場合は、プロキシ サーバの設定を行う必要があります。ただし、安全な接続を確立する際に Windows が使用するプロキシ サーバには影響しません。そのため、コレクタ サービスを実行する Windows ユーザ アカウントのプロキシ設定を行う必要があります。
プロキシ ユーザ名 プロキシ サーバに接続するためのユーザ名。
プロキシ パスワード プロキシ サーバに接続するためのパスワード。
データポイント属性 コレクタに収集させる、データポイントに関連する属性またはパラメータ。属性を指定するには[属性の追加]を選択します。コレクタ インスタンスごとに最大 5 つの属性を追加できます。
画面構成の選択 データを収集するタグを指定するための構成設定の種類。次の中から選択してください。
  • Historian の構成設定: Historian アドミニストレータを使用してタグを手動で追加する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると[Historian サーバの構成設定]フィールドが表示されます。
  • オフライン構成設定:タグを手動で追加するのではなく、オフライン構成設定ファイルを使用してタグ名を指定する場合はこのオプションを選択します。デフォルトでは、このファイルは次の場所にあります。<Historian のインストール フォルダ>\GE Digital\<コレクタ名>
Historian サーバの構成設定 Historian アドミニストレータ にアクセスしてコレクタのタグを手動で追加するコンピュータのホスト名。このフィールドは[画面構成の選択]フィールドで[Historian 構成設定]を選択した場合のみ表示されます。

複写先: Azure IoT ハブ

フィールド 説明
デバイスの接続文字列 データ送信先の Azure IoT デバイスを指定します。次の形式で値を入力してください:HostName=<値>;DeviceId=<値>;SharedAccessKey=<値>
トランスポート プロトコル Azure IoT ハブ へのデータ送信に使用するプロトコル。次の中から選択してください。
  • HTTP
  • MQTT
  • AMQP
  • MQTT_OVER_WEBSOCKETS
  • AMQP_OVER_WEBSOCKETS
どのプロトコルを使用するかについては、プロトコルとポート番号 を参照してください。
プロキシ 認証処理とデータ送信の両方に使用するプロキシ サーバの URL を指定します。ネットワーク外の Web リソースにアクセスするためにプロキシ サーバが使用されているネットワーク上でコレクタが実行されている場合は、プロキシ サーバの設定を行う必要があります。ただし、安全な接続を確立する際に Windows が使用するプロキシ サーバには影響しません。そのため、コレクタ サービスを実行する Windows ユーザ アカウントのプロキシ設定を行う必要があります。
プロキシ ユーザ名 プロキシ サーバに接続するためのユーザ名。
プロキシ パスワード プロキシ サーバに接続するためのパスワード。
画面構成の選択 データを収集するタグを指定するための構成設定の種類。次の中から選択してください。
  • Historian の構成設定: Historian アドミニストレータを使用してタグを手動で追加する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると[Historian サーバの構成設定]フィールドが表示されます。
  • オフライン構成設定:タグを手動で追加するのではなく、オフライン構成設定ファイルを使用してタグ名を指定する場合はこのオプションを選択します。デフォルトでは、このファイルは次の場所にあります。<Historian のインストール フォルダ>\GE Digital\<コレクタ名>
Historian サーバの構成設定 Historian アドミニストレータ にアクセスしてコレクタのタグを手動で追加するコンピュータのホスト名。このフィールドは[画面構成の選択]フィールドで[Historian 構成設定]を選択した場合のみ表示されます。

複写先:MQTT

フィールド 説明
ホスト アドレス コレクタのデータ送信先となる MQTT ブローカのホスト名。値は必須です。
ポート MQTT ブローカのポート番号。
クライアント ID MQTT クライアントの名前。値は必須で、MQTT ブローカごとに一意でなければなりません。
トピック コレクタがデータをパブリッシュする MQTT トピック。値は必須です。
自動更新 認証トークンの有効期限が切れたときに、自動的に更新するかどうかを指定します。
  • このスイッチをオフにした場合、トークンの有効期限が切れ次第、手動でトークンを提供する必要があります。
  • スイッチをオンにした場合、必要な証明書の詳細を提供する必要があります。
ユーザ名 MQTT ブローカに接続するためのユーザ名を入力します。
パスワード MQTT ブローカに接続するためのパスワードを入力します。
CA サーバ ルート ファイル MQTT ブローカへの接続に使用する CA サーバ ルート ファイルのパスを入力します。
クライアント証明書 MQTT ブローカへの接続に使用するクライアント証明書のパスを入力します。
秘密鍵ファイル MQTT ブローカへの接続に使用する秘密鍵ファイルのパスを入力します。
公開鍵ファイル MQTT ブローカへの接続に使用する公開鍵ファイルのパスを入力します。
画面構成の選択 データを収集するタグを指定するための構成設定の種類。次の中から選択してください。
  • Historian の構成設定: Historian アドミニストレータを使用してタグを手動で追加する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると[Historian サーバの構成設定]フィールドが表示されます。
  • オフライン構成設定:タグを手動で追加するのではなく、オフライン構成設定ファイルを使用してタグ名を指定する場合はこのオプションを選択します。デフォルトでは、このファイルは次の場所にあります。<Historian のインストール フォルダ>\GE Digital\<コレクタ名>
Historian サーバの構成設定 Historian アドミニストレータ にアクセスしてコレクタのタグを手動で追加するコンピュータのホスト名。このフィールドは[画面構成の選択]フィールドで[Historian 構成設定]を選択した場合のみ表示されます。