AA タグ

このタグには以下の詳細が含まれています。

全般

フィールド 説明
タグ名

タグ名を入力できます。このタグ名はほかのタグ、表示画面、またはほかのプログラムによって参照されます。

各タグ名はデータベース内で一意である必要があります。タグ名を変更する必要がある場合は、タグをコピーして名前を変更してください。

有効な入力値

タグ名は英数字で開始し、特殊文字を含めて 256 文字まで指定できます。ただし、数字以外の文字が 1 文字以上含まれていなければなりません。iFIX のデータベースでは、タグ名にシングル引用符(' ')の指定はサポートされていません。

使用可能な特殊文字は、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、スラッシュ(/)、感嘆符(!)、パイプ記号(|)、シャープ(#)、大カッコ([])、パーセント(%)、ドル記号($)です。

無効な入力値

タグ名に次の特殊文字は使用できません。

~ ` + ^ :? " * = { } ., ; ? @

AI1、CA_10、DI#、4PID、'TEST'

説明

タグに関する任意の説明文を入力できます。

有効な入力値

最大 256 文字のテキスト文字列で、ブロックとその機能を説明できます。この文字列は各アラーム メッセージに追加され、オペレータ表示画面上でも見ることができます。

タイプ タグのタイプ。表示のみのフィールド。
現在値 データベースに登録されているタグの現在値です。表示のみのフィールド。更新されている値がある場合は、[更新]ボタンをクリックすると更新されます。

I/O アドレス

フィールド 説明
I/O ドライバ

このタグの I/O ドライバ、OPC サーバまたは OPC UA サーバを選択できます。タグをプラント フロアのプロセス ハードウェアと通信させるには、選択されたドライバまたはサーバが必要です。

I/O ドライバ、OPC サーバまたは OPC UA サーバを選択する前に、選択されたドライバまたはサーバをインストールして、SCU のドライバ リストに追加しておく必要があります。

I/O アドレス

プロセス ハードウェアでこのタグの保存先および出力の送信先を入力できます。

有効な入力値

ドライバによって異なります。適切な入出力アドレスや設定方法については、I/O ドライバまたはサーバのマニュアルを参照してください。

注意: 例外イベント依存処理と時間依存処理のタグに、同じ I/O アドレスを割り当てないようにしてください。これを行うと、例外イベント依存のタグは、値を失うことがあります。
注意: Configuration Hub 現在、公開前の I/O アドレスの検証は行っていません。無効な IO アドレスをタグに入力したり、モデルや置換を介して無効な I/O アドレスを生成したりすると、公開が IO アドレスをアクティブ データベースに設定できず、無効な IO アドレスが削除されることがあります。
シグナル コンディション

プロセス ハードウェアからの入力値の範囲を、タグの EGU 範囲にどのように対応させるかを選択できます。

注: シグナル コンディションとリニア スケールは同時に適用できません。シグナル コンディションの値を選択する場合は、リニア スケールが選択されていないことを確認してください。

有効な入力値

お使いのドライバまたはサーバによります。詳細情報は、ドライバまたはサーバのマニュアルを参照してください。

H/W オプション

プロセス ハードウェアからの入力値の範囲を、タグの EGU 範囲にどのように対応させるかを選択できます。

注: シグナル コンディションとリニア スケールは同時に適用できません。シグナル コンディションの値を選択する場合は、リニア スケールが選択されていないことを確認してください。

有効な入力値

お使いのドライバまたはサーバによります。詳細情報は、ドライバまたはサーバのマニュアルを参照してください。

例外イベントに依存 このタグが例外イベント依存処理を行うようにします。
スキャン周期

SAC プログラムが、タグとそれにチェーンされているタグ(ブロック)を処理する頻度を指定できます。

有効な入力値

  • 0(ワン ショット処理)
  • 0.05 ~ 0.95 - 0.05 秒刻み(1 秒未満)
  • 1 ~ 60 - 1 秒刻み
  • 1 ~ 60M - 1 分刻み
  • 1 ~ 24H - 1 時間刻み

0.15 と指定すると 15 秒間隔でスキャンされます。5 と指定すると 5 秒間隔、10M と指定すると 10 分間隔、16H と指定すると 16 時間間隔でスキャンされます。

フェーズ時間:

SAC プログラムが、このタグをスキャンする時間をどのくらいずらすかを指定できます。タグのスキャン周期が 1 秒または 1 秒未満の場合、SAC は、iFIX の起動またはデータベースの再ロード時のフェーズ時間で、最初のスキャンをオフセットします。タグのスキャン周期が 1 分以上の場合には、SAC は午前 0 時で最初のスキャンをオフセットします。

有効な入力値

スキャン周期により異なります。スキャン周期が時間単位の場合、フェーズは <時>:<分> である必要があります。スキャン周期が分単位の場合、フェーズは <分>:<秒> である必要があります。スキャン周期が秒単位の場合、フェーズは <秒> である必要があります。スキャン周期が 1 秒未満の場合、フェーズは <1 秒以下> である必要があります。

制限とスケーリング

フィールド 説明
下限

タグの最小値を入力できます。

有効な入力値

  • 標準の整数。
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
注: I/O ドライバによっては、エンジニアリング ユニット範囲に対して、ある制限値を設けていることがあります。詳細情報は、お使いの I/O ドライバのマニュアルを参照してください。

計算タグまたはシグナル セレクト タグでは、タグの出力が 10 で下限値が 15 の場合、タグが値を 15 に制限します。10 の値を出力するには、下限値を 10 以下にする必要があります。

演算タグで 1.236 の出力値を生成するには、下限フィールドに 3 桁以上の小数桁を指定してください。

指数表記を使用している場合は、最大 6 桁の精度付き小数点を設定できます。範囲は正または負に設定できます。

上限

タグの最大値を入力できます。

有効な入力値

このフィールドには、以下の 3 種類の形式で上限値を設定できます。

  • 標準の整数。
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
注: I/O ドライバによっては、エンジニアリング ユニット範囲に対して、ある制限値を設けていることがあります。詳細情報は、お使いの I/O ドライバのマニュアルを参照してください。

計算タグまたはシグナル セレクト タグでは、タグの出力が 150 で上限値が 100 の場合、タグが値を 100 に制限します。150 の値を出力するには、150 以上の上限値を入力する必要があります。

演算タグで 1.236 の出力値を生成するには、上限フィールドに 3 桁以上の小数桁を指定してください。

指数表記を使用している場合は、最大 6 桁の精度付き小数点を設定できます。範囲は正または負に設定できます。

単位

エンジニアリング ユニット範囲の説明文を入力できます。

有効な入力値

33 文字までの文字列。

K/㎡、リッタ/分、℃

注: この入力値は、iFIX における変数の計算または機能に何ら影響を与えません。つまりこれは、厳密にエンジニアリング ユニットを識別するための表示ラベルとして使用されます。
スケールの有効化

このタグのスケールのオンとオフを切り替えできます。

スケールをオンにすると、入力センサーからの受信データは、指定されたデータ範囲に変換されます。

注: リニア スケールとシグナル コンディションは同時に適用できません。リニア スケールを選択すると、シグナル コンディションは「なし」に設定されます。

スケールを使えば、華氏温度の受信データを摂氏に変換して出力できます。

Clamping をスケール

このタグの Clamping のオンとオフを切り替えできます。

オンにすると、タグが受信する任意の値は未加工範囲に制限されます。タグが送信する任意の値はスケール範囲に制限されます。

注: 必要がない限り、Clamping をオンにしないでください。Clamping はデータの送受信を制限するため、タグによってはデータが欠落する可能性があります。
未加工低

タグの受信値の下限を指定できます。通常、この値はデータ受信元のハードウェアの仕様に対応します。

有効な入力値

  • 標準の整数
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
未加工高

タグからの送信値の上限を指定できます。通常、この値はデータ受信元のハードウェアの仕様に対応します。

有効な入力値

  • 標準の整数
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
下限または上限を使用

[エンジニアリング ユニット]フィールドで指定した範囲をタグの出力値として使用できるようにします。

通常、EGU 値は予想される動作範囲(タグの最小スケール値と最大スケール値)を反映します。ただし、EGU 値は、アラームのような他のエリアの動作に影響を与えます。最小スケール値と最大スケール値の値を EGU 値とは別の値に設定することにより、アラーム生成時の条件をさらに細かく管理できるようになります。

注: このタグをチャートに使用する場合は、[EGU を使用]を選択してください。このオプションを選択すると、チャートの軸がセンサーの範囲全体ではなく期待される範囲内に対応するため、チャートの期待される範囲内の変更を容易に表示できるようになります。チャートの範囲が小さくなると、値の変更がよりわかりやすくなります。
最小スケール値

タグからの送信値の下限を指定できます。通常、この値はデータ受信元のハードウェアの仕様に対応します。このフィールドは、[EGU を使用]が無効の場合のみ有効です。

有効な入力値

  • 標準の整数
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
注: このフィールドに変更を加えても、次のタグ スキャンが終わるまではデータに反映されません。
最大スケール値

タグからの送信値の上限を指定できます。通常、この値はデータ受信元のハードウェアの仕様に対応します。このフィールドは、[EGU を使用]が無効の場合のみ有効です。

有効な入力値

  • 標準の整数
  • 拡張 10 進表記(範囲:-9999999 ~ 9999999)
  • 指数表記(範囲:+/-3.4E-38 ~ +/-3.4E+38)
  • (範囲:符号付き整数の場合 -32768 ~ 32767、符号なし整数の場合 0 ~ 65535、3BCD の場合 0 ~ 999、12 桁 2 進数の場合 0 ~ 4095)
注: このフィールドに変更を加えても、次のタグ スキャンが終わるまではデータに反映されません。

アラーム設定

フィールド 説明
アラーム エリア

このタグが生成するアラームやメッセージは、ここで指定されたアラーム エリアに表示されます。リスト ボックスの項目をダブルクリックし、[参照]ボタンでアラーム エリアを選択するか、フィールドにアラーム エリア名を入力します。

有効な入力値

ALL、または 15 個までのアラーム エリア名を入力してください。

アラームの有効化

このタグのアラーム処理を有効または無効にするかを指定します。

アラーム処理を有効にすると、タグがアラームを生成します。生成されたアラームは、オペレータ表示画面のオブジェクトにアラーム条件を表示して、他のタグがアラームを検知できるようにします。

注: タグのアラームを無効にすると、そのチェーン全体に影響を与えます。また、デジタル アラーム タグとアナログ アラーム タグで[アラーム停止タグ]フィールドを有効にした場合、ここでの設定は意味を持ちません。
リモート確認タグ

アラームの確認応答に使用するタグとフィールド名の組み合わせを指定できます。タグとフィールド名の組み合わせの値が 0 から 0 より大きい値に変化すると、ブロックによってアラームの確認応答が行われます。

有効な入力値

タグ フィールド フォーマットの浮動小数型タグとフィールド名(F_CV)の組み合わせ。

リモート確認応答エントリとして A_CV フィールドを使用することはできません。アナログ アラーム タグが例外イベント依存の場合、iFIX WorkSpace からアラームを確認するとタグの処理が直ちに開始されます。[リモート アラーム確認]フィールドでアラームを確認しても、スキャン、アラーム、制御(SAC)プログラムでアナログ アラーム タグの処理は開始されません。

アラーム停止タグ

アラーム処理を制御するタグとフィールド名の組み合わせを定義することで、インテリジェントなアラームを実現します。タグとフィールド名の組み合わせの値が 0 の場合、アナログ アラーム ブロックによってアラームが処理されます。この値が 0 以外(正負いずれでも)になると、タグによってアラーム処理が停止され、アラーム停止メッセージが生成されます。

有効な入力値

ブロック フィールド フォーマットの浮動小数型タグとフィールド名(F_CV)の組み合わせ。

注: 複数のアナログ アラーム ブロックに対して同じタグとフィールド名の組み合わせを指定すると、1 つ以上のアラーム エリア内でアラームを停止できます。これはオプションの機能です。
目標値

タグの最適な値を指定します。タグの現在値が目標値と比較して偏差アラームの値以上に開くと、偏差アラームが発生します。

有効な入力値

tag.field フォーマット、または上限と下限(EGU)内の数値の浮動小数型タグとフィールド名(F_CV)の組み合わせ。デフォルトでは、このフィールドは空白です。

注: [目標値]フィールドは必須ではなく、偏差アラームでのみ使用できます。
シェルブの有効化 このチェック ボックスを選択して、タグのアラーム棚上を有効にします。
棚上ポリシー ドロップダウン リストからアラーム棚上ポリシーを選択します。

アラーム オプション

フィールド 説明
High High アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
HIHI アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
HIHI cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
HIHI cc-モード [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
HIHI 遅延時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
HIHI 再アラーム時間 アラームを再発行するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
High アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
HI アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
HI cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
HI cc-モード [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
HI 遅延時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
HI 再アラーム時間 アラームを再発行するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
Low アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
LO アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
LO cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
LO cc-モード [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
LO 遅延時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
LO 再アラーム時間 アラームを再発行するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
Low Low アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
LOLO アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
LOLO cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
LOLO cc-モード [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
LOLO 遅延時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
LOLO 再アラーム時間 アラームを再発行するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
変化率 アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
ROC アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
ROC cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
ROC cc-モード [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
ROC 遅延時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
ROC 再アラーム時間 アラームを再発行するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
DEV アラーム限度 アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
DEV アラーム優先度 INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
DEV cc-tag アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
DEV 遅延時間 [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
DEV 再アラーム時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
その他のアラーム優先度 アラーム タイプのしきい値を入力できます。ブロック値がこのしきい値を超えると、アラームが生成されます。
その他の cc-tag INFO、LOLO、LOW、MEDIUM、HIGH、HIHI、CRITICAL のいずれかを入力してアラーム タイプの優先度を定義できます。
その他の cc-モード アラームが発生したときにクローズする、デジタル タグの名前を入力できます。
その他の遅延時間 [確認応答]、[正常復帰]、[すべてクリア]、[なし]のいずれかを入力して、デジタル接点を開くタイミングを定義できます。
その他の再アラーム時間 アラームを生成するまでタグが待機する時間数を入力できます。ブロックに時間依存スキャン周期がある場合は、00:00:00:00 ~ 03:00:00:00 の範囲内かつ dd:hh:mm:ss の形式で、日、時間、分、秒を入力してください。例外ベースの処理の場合は、フィールドを無効にするデフォルト値の 00:00:00:00 を使用します。
デッドバンド

アラームを再発行せずに、タグが受け入れる最大変動を入力できます。デッドバンドの範囲内で変化する限り、ブロックはアラームを一度しか発行しないため、不要なアラームがなくなります。アラームが一度デッドバンドを下回ってからアラーム制限を超えると、ブロックはもう 1 つアラームを生成します。

有効な入力値

EGU 範囲内の数値。

あるタグの HI アラーム リミットに 80、デッドバンドに 5 を設定したとします。このタグの現在値が 80 を超えると HI アラームが一度生成されますが、その後は現在値が 75 ~ 85 の範囲で変動する限り HI アラームは再発行されません。

定数接点出力

このオプションを選択すると、書き込み中の値が変更されていない場合でも、スキャンのたびにタグによる接点の書き込みが許可されます。それ以外の場合は、値が変更されており、変更された値を PLC に書き込む必要があるときのみ、AA タグが定義された接点タグに書き込もうとします。書き込みは 1 度しか行われないため、失敗した場合は、タグが新しい値を書き込むまで書き込みは再試行されません。

注: 接点には、「Acknowledge」、「Return」、「All Clear」、「Never」の 4 つのモードがあり、接点がクリアされるタイミングを制御します。「Never」の接点モードは接点をリセットしないため、[連続出力]オプションはこの接点モードでサポートされていません。
COMM アラーム抑制

このオプションを選択すると、元のアラーム条件を COMM アラームと分離し、AA タグを COMM アラームの前と同じ状態に戻します。たとえば、COMM アラームの前に、AA タグがアクティブなアラームですでに確認されている場合、通信の復旧後にはこの状態に戻ります。

このオプションを選択しない場合、AA タグは 1 度に 1 つのアラームを処理します。結果として、COMM アラームの確認により、PLC の ACK ビットが書き込まれ、元のアラーム条件がすでに確認されている場合は再度アラームが発生する場合があります。

一時停止中のイベントとして このオプションを選択すると、イベント メッセージ処理(一時停止モード)を有効に設定できます。この場合、アラーム処理を無効にする一時停止動作が適用されます。タグが一時停止モードの場合、アラーム状態は OK に設定されます。アラームはアラーム メッセージのみとなるため、アラーム概要には表示されません。アラーム処理は継続され、それぞれのアラーム状態の遷移はアラーム ログ ツールに記録されますが、アラーム概要には表示されません。アラーム状態の接点(タグ)は処理されません。

Historian

フィールド 説明
タグの説明 Historian がタグの収集時に使用するタグの説明を入力できます。
収集

Proficy Historian コレクタによるタグの収集を設定するかどうかを選択できます。

[有効]を選択すると、コレクタによるタグの収集が可能になります。

収集間隔

収集間隔(Proficy Historian コレクタがこのタグのデータを読み取る時間間隔)を設定できます。

有効な入力値

入力単位は 100 ms です。デフォルト値は 5000 です。

1500 は 100ms 単位であるため有効です。1545 は 100ms 単位でないため無効です。

収集オフセット

収集間隔と組み合わせて、タグからデータを収集するスケジュールを設定します。

有効な入力値

収集間隔を超えない数値。値は秒単位です。

タグのデータを毎時 30 分過ぎ(12:30、1:30、2:30 など)に収集する場合は、入力値は収集間隔を 1 時間、オフセットを 30 分とします。

毎日午前 8 時に収集する場合は、収集間隔を 1 日、オフセットを 8 時間とします。

タイムスタンプ精度

[タイムスタンプ精度]または GE Historian コレクタのタイムスタンプの精度を選択できます。

ミリ秒または秒を選択します。

コレクタ圧縮

タグの圧縮を設定するかどうかを選択します。圧縮は、最新報告値を中心とするデッドバンドに収まる値の増分を無視することで、受信データに平滑化フィルタを適用します。

[無効]を選択すると、タグの圧縮は不可になります。

コレクタ デッドバンド

タグの圧縮を設定するかどうかを選択します。圧縮は、最新報告値を中心とするデッドバンドに収まる値の増分を無視することで、受信データに平滑化フィルタを適用します。

[無効]を選択すると、タグの圧縮は不可になります。

圧縮タイプ

[コレクタ デッドバンド]フィールドのデッドバンド値を絶対値にするかパーセントにするかを選択できます。

[絶対]を選択すると、コレクタ デッドバンド値が絶対値に設定されます。

[パーセント]を選択すると、コレクタ デッドバンド値がエンジニアリング ユニット([基本]タブで指定)のパーセントに設定されます。

圧縮タイムアウト(ミリ秒)

コレクタがタグのサンプルをアーカイバに送信する最大時間間隔を示します。

タイムアウト値を超えると、タグはタイムアウトの発生時点ではなく、次に予定されている収集間隔時に値を格納します。

コレクタ圧縮タイムアウト値は、収集間隔を単位とし、それより細かくしないでください。

有効な入力値

数値。

電子署名

フィールド 説明
タイプ 電子署名のタイプ:
  • このタグに電子署名が必要ない場合は[なし]を選択します。
  • このタグに対するデータ入力またはアラーム確認に操作署名が必要な場合は、[操作署名のみ]を選択します。
  • このタグに対するデータ入力やアラーム確認に、操作署名と承認署名の両方が必要な場合は、[操作署名と承認署名]を選択します。
ユーザを記憶 このチェック ボックスをオンにすると、オペレータが同様の操作を繰り返して行う場合に、パスワードのみの入力で操作署名が完了します。このオプションは操作署名にのみ適用され、承認署名には適用されません。
アラーム確認を免除 このタグにデータを入力する際に電子署名が必要であっても、アラーム確認に電子署名を必要としない場合は、このチェック ボックスをオンにします。
無署名の書き込み

このタグで、無署名の書き込みを許可または拒否する場合に選択します。

無署名の書き込みは、スクリプト、レシピのダウンロード、外部のデータ ソースなどから行うことができます。

無署名の書き込みが拒否されると、タグがそれを拒否したことを示すメッセージが出力されます。このオプションはデフォルトです。

コメントが必要です

このオプションを選択すると、操作署名コメント セクションのコメントが強制されます。つまり、実行時には[電子署名]セクションの[操作コメント]へのコメントの入力が必要になります。[承認署名]セクションへのコメントは任意です。

[電子署名]設定が使用可能な各タグの構成設定に[操作署名コメントが必要]ボックスが表示されます。デフォルトでは、このチェック ボックスはオフになっています。

拡張オプション

フィールド 説明
出力可能 I/O ドライバ、OPC サーバ、または OPC UA サーバに出力できるようにタグを構成できます。タグは自動モードの場合、[エンジニアリング単位(EGU)]エリアの[上限値]、[下限値]、[シグナル コンディション]フィールドの入力値に従って値を変換し、その出力値を送信します。
スタートアップ モード このタグのスタートアップ モード(自動/手動)を指定できます。自動モードでは、タグは I/O ドライバ、OPC サーバ、OPC UA サーバからデータを受け取ります。手動モードでは、タグはオペレータ、スクリプト、レシピ、あるいはプログラム ブロックからデータを受け取ります。
初期スキャン

このタグの初期状態をオン スキャンにするかオフ スキャンにするかを設定できます。

[オン スキャン]をクリックすると、SAC プログラムが起動されたとき、あるいはデータベースがロードされたらすぐに、このタグはオン スキャンになります。[オフ スキャン]をクリックすると、プログラム ブロック、イベント アクション タグ、スクリプト、データ リンクのオペレータ入力、または Easy Database Access プログラムによるスキャンにタグを配置します。

スムージング

タグの一次デジタルフィルターを有効にして、受信シグナルからのノイズを低減します。I/O ドライバ、OPC サーバ、または OPC UA サーバの前の出力の一部、および新しい入力の一部を次の式で追加することで、タグは受信シグナルをフィルタリングします。

Output = (S/16)X1 + ((16-S)/16)X2

ここで、

  • s は、[値]フィールドに入力された平滑化値です。
  • X1 = 初期値または前回の出力値
  • X2 = I/O ドライバまたはサーバからの新しい入力
セキュリティ エリア

最大 3 つのセキュリティ エリアを指定して、オペレータによるタグへのアクセスを制限できます。データベース マネージャまたは iFIX WorkSpace で書き込み保護されたタグの値を変更するには、オペレータがそのタグのセキュリティ エリアにアクセスする必要があります。

有効な入力値

フィールドごとに 1 つのセキュリティ エリア名があり、[ALL]を指定すると、すべてのエリアが選択されます。セキュリティ エリアを指定しないときは、[なし]を入力します。iFIX には、デフォルトで A~P のセキュリティ エリアが割り当てられています。

注: データベース タグの読み取りアクセスは、セキュリティ エリアに関係なく、すべてのユーザが行えます。これにより、ユーザが特定のセキュリティ エリアに書き込めない場合でも、そのエリアからデータを取り出すことができます。
前のブロック

前(上流)のタグを表示します。

有効な入力値

なし。このフィールドは読み取り専用です。

次ブロック

データベース チェーンにある次のタグ名を表示します。[参照]ボタンをクリックしてこのフィールドのタグを選択できます。

注: 統計データ タグでは、[次のブロック]フィールドで、下流の統計制御タグのタグ名を指定します。他のタグ タイプは有効ではありません。
アラーム フィールド 1

このタグに関連付けるテキストを入力します。通常、アラーム フィールドには、タグに関連付けたピクチャ ファイルのパスを指定します。詳しくは、電子マニュアルの「アラームとメッセージを実行」を参照してください。

有効な入力値

80 文字までの文字列。

アラーム フィールド 2

このタグに関連付ける詳細なテキストを入力します。通常、アラーム フィールドには、タグに関連付けたピクチャ ファイルのパスを指定します。詳しくは、電子マニュアルの「アラームとメッセージを実行」を参照してください。

有効な入力値

80 文字までの文字列。