テンプレートの概要

テンプレートは、オブジェクト タイプからどのようにオブジェクト インスタンスを作成するかを説明します。すべてのタイプはデフォルトのテンプレートで作成され、動作には少なくとも 1 つのテンプレートが必要です。類似していて大部分の変数が重複しているが、いくつかの例外があるアセット定義が多数ある場合、複数のテンプレートを作成すると便利です。

タイプとテンプレート構成の切り替え

オブジェクト タイプを編集する際、設定パネルには 2 つのモードがあります。デフォルトでは、タイプを[オブジェクト タイプ]モードで開きます。このモードでは、変数を追加したり、変数タイプやデータ タイプを変更したりできます。Contained タイプの子エイリアスの設定もこのモードで行います。

タイプ レベルで設定された変数と Contained タイプは、そのタイプの設定されたすべてのテンプレートに反映されます。タイプ変数や Contained タイプのプロパティを設定するには、[オブジェクト テンプレート]モードに切り替える必要があります。

直接変数のタグ ブロック タイプは、オブジェクト テンプレート モードのとき、かつそのタイプのインスタンスを作成してモデルを公開する前にのみ指定できます。公開した後で、タイプ/テンプレートのインスタンスが存在する場合、変数のタグ ブロック タイプは変更できなくなります。

デフォルト テンプレート

タイプには常時少なくとも 1 つのテンプレートが含まれている必要があります。デフォルトでは、タイプを作成すると、デフォルトのテンプレートが作成されます。タイプから生成されるオブジェクト インスタンスのわずかな差異を考慮する必要がない場合は、テンプレートでさらに何かを設定する必要はありません。