【ノースカロライナ州ウィルミントン 2009年5月19日】
GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、本日、インドのエンジニアリング・建設最大手であるラーセン&トゥブロ(L&T)と、原子力発電所の開発で合意しました。
今回の合意は、現地サプライヤーと広範囲の供給網を確立し、将来GEHが設計した改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の原子力発電所をインドで建設する際の支援体制を構築するというGEHの戦略の一環として、契約を結んだものです。インドでは、原子力発電能力を現在の4.1ギガワットから2030年までに10倍以上の60ギガワットに拡大する目標で、複数の原子力発電所の建設を計画しており、ABWRの発電所はその一つとなります。原子力発電拡大計画は、インドにおける電気需要の急増に対応するためのエネルギー基盤拡大計画の重要な要素をなすものです。
GEHの1,350メガワット型ABWR技術は、世界で唯一商業運転を行っている第3世代の先進原子炉設計を採用しています。1996年以来4基が運転を開始しており、そのほか4基が建設中です。