- 今回のホワイトペーパーでは、日本政府が表明した2050年カーボンニュートラル達成と、電力の安定的かつ経済的な供給の2つをどのように両立させるべきかについて述べています
- 特に注目しているのは、これからの日本のエネルギーミックスにおいて再生可能エネルギーの割合を高めていくにはガス火力発電でバランスを取る必要があるという点です
- さらに、日本がこれから脱炭素化を進めるなかで有効な策である水素活用およびCCUS(二酸化炭素回収・有効利用・貯留)への更なる投資も必要である点も提言しています
【東京:2021年10月5日】 日本政府が2050年までのカーボンニュートラル達成という目標を表明したことを受けて、GEは本日、ホワイトペーパー『日本における低炭素発電の実現に向けて』を発表しました。GEは提言として、日本の電力需要に応えるために再生可能エネルギーとガス火力発電の組み合わせがいかに必要かを述べています。本ホワイトペーパーは第6次エネルギー基本計画が今年秋に取りまとめられることを念頭に作成されました。新しいエネルギー基本計画の素案では、2030年のエネルギーミックスの更なる多様化や再生可能エネルギーの導入増加、原発の再稼働および水素やアンモニアの活用が盛り込まれています。