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Press Release

Cfm、新型leap-xエンジンを発表

July 13, 2008

※2008年7月13日【英国 ロンドン】にて発表されたプレスリリースの全訳です。

LEAP-X

2008年7月13日【英国ロンドン】
CFMインターナショナル(以下、CFM)は、現行の狭胴機に代わる新型航空機への将来的な対応を視野に入れた新型ベースライン・ターボファン・エンジン「LEAP-X」を発表しました。このエンジンには、LEAP56技術開発計画の一環として過去3年間に開発した画期的な技術を搭載しています。

最初のデモンストレーター機用エンジンは、2012年に試運転を行う計画で、2016年には型式認定を受ける予定です。この最新型のターボファン・エンジンは、エアバスA320型機やボーイング次世代737型機に搭載されている現行のエンジン「CFM56 Tech insertion」と比較すると、燃料消費量を最大で16%削減することが可能です。このエンジンに最新の航空機技術を組み合わせれば、燃焼消費量のさらなる削減が可能になります。

CFMは、仏スネクマ社(サフラン・グループ)と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の同額出資による合弁会社です。この二つの親会社は先日、提携契約を更新し、合弁事業を2040年まで継続することを発表しました。さらに、この契約期間中に開発された、推力が1万8000ポンドから5万ポンドまでのエンジンはすべて、CFMの製品ラインナップに含めることも契約によって保証されました。

CFMの社長兼CEOであるエリック・バチェレ氏は、「2005年にLEAP56技術開発計画を開始した当時、航空会社が支払う燃料費は1ガロン当たり1.30米ドルでした。それが今や、1ガロン当たり約4.00米ドルまで上昇しています。顧客企業が大きな痛手を負っており、当社はそのニーズに素早く対応しました。LEAP56は当社の創立以来、単独のプログラムとしては最も多額の資金を投じた技術開発計画です」と述べています。

CFMは2008年後半に、実物大のファンを搭載したデモンストレーター機用エンジンの一連のテストを実施する予定です。2009年には、最初の完全なエンジン・コアに対するテストが予定されています。

バチェレ氏は、「新型エンジンには大きな期待をかけていますが、柔軟な対応が必要なことも感じています。つまり、燃料費の上昇が続けば、設定目標をさらに引き上げて、より高度な技術を導入する必要があります。従って、今後3年間は、LEAP-X向けターボファンの改良と、オープン・ローターの開発、二つの技術開発を平行して進めていく考えです。いずれの技術も、同じ基礎技術で対応可能です。現在当社では、オープン・ローター構造に特有な技術的な問題に対応するため、その解決策を探る研究を着々と進めています」と述べました。


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