1905 - 1912

歴史的発展

GEは世界初の音声ラジオ放送を歴史に刻み、情報共有のスピードを一変させました。また持ち前の発明魂を発揮し、世界初の電気トースターや電熱調理器「ホットポイント」など、新たな文明の利器を数多く生み出しました。その一方、真空管の研究により電子機器の製造を可能にしたり、樹脂の研究によりプラスティックをかつてないさまざまな用途に活用できるようにもしました。

GE Monogram
1910
General Electric

1905

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1906

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1909

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General Electric

1 of 9: 電気トースターを発売 (1905)

1905年

GEはキッチン・ライフを快適にする数多くの家電製品も提供しています。 その第1号は、1905年に発売された電気トースターD-12でした。

General Electric

2 of 9: 商業金融事業を開始 (1905)

1905年

GEはビジネスには資本金とキャッシュフローが不可欠であることを理解していました。 1905年、エレクトリック・ボンド・アンド・シェア・カンパニーを設立、中小企業向けに融資をはじめました。今日のGEの金融サービス部門、GEキャピタルの前身です。

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3 of 9: 歴史的放送 (1906)

1906年

1906年のクリスマスイブ、世界初の音声ラジオ放送が歴史に刻まれました。聖書の朗読やクリスマスソングが放送されたのです。 この背景にはGEの若きエンジニア、アーンスト・フレデリック・ワーナー・アレキサンダーソンの活躍がありました。その前の2年間、彼は高周波交流発電機の開発に費やし、それがこの放送の成功につながりました。

General Electric

4 of 9: 電気機関車 (1908)

1908年

GEは電気機関車のパイオニアでもあります。 1908年、グランド・セントラル駅で使われる94トンのギアなし電気機関車を30両、ニューヨークセントラル鉄道に納入。それぞれ2,800馬力を誇る2両の電気機関車を連結すると、それまで不可能だった当時の最重量貨物を牽引することができました。

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5 of 9: 延性タングステン・フィラメント (1909)

1909年

1909年、GEリサーチ(研究所)のウィリアム・D・クーリッジが延性タングステン・フィラメントを発明、エジソンの白熱電灯の効果を飛躍的に高めることに成功しました。 この素材は現代の白熱電球にも使用されています。

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6 of 9: ホットポイント1号機 (1910)

1910年

GEの開発した調理家電は「電気を用いて調理をする」ことでキッチン・ライフを変えました。 1910年、最初の電熱調理器「ホットポイント」が開発されました。

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7 of 9: 真空管を改良 (1912)

1912年

エレクトロニクスが無かったら、私たちの住む世界はどうなっていたでしょう。 1912年、GEは真空管を改良。これによって、近代的な電子機器やラジオの製造が可能になりました。これらは私たちの世界を根本的に変えました。離れた場所の出来事がありのままに各家庭に伝えられるようになったことは、当時の人々にとって、スゴイことだったのでしょうね。

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8 of 9: 給炭艦ジュピター号のエンジンを製造 (1912)

1912年

初の電気推進式米国海軍艦ジュピター号(20,000トン給炭艦)の心臓部となったのは、7000馬力を誇るGEのタービン発電機でした。

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9 of 9: 合成樹脂 (1912)

1912年

電子機器の絶縁体として、プラスティックがさまざまな用途に用いられるようになりました。1912年、GEにプラスティック事業部門が新設され、フェノール樹脂を用いたプラスティック絶縁材の部品製造が始まりました。