景況感はやや悪化、最大の経営課題は人材の確保・維持
4割の企業が消費税8%でマイナス影響
GEキャピタル(東京都港区)と株式会社日経リサーチ(東京都千代田区)は、日本の中堅企業に関する共同調査「中堅企業調査」を実施し、その結果を発表しました。
「中堅企業調査」は年間売上高10億~1,000億円の企業を中堅企業と定義し、その経営者や経営幹部を対象に実施する調査です。第1回調査は2014年3月に実施、結果は5月に公表しました。今回は第1回の半年後にあたる2014年9月に実施した第2回調査です。第1回と同じく、調査報告書にはGEキャピタルが米国で実施した調査結果を用いた日米比較も含まれます。
日本の中堅企業は企業数では日本企業全体の約2%に過ぎないものの、従業員総数の約2割、総売上高の約4割を占めるなど、経済を支える重要な担い手です。「中堅企業調査」は、これら企業の経営者の景況感や経営課題を確認するほか、その存在と役割の重要性を広く知らしめ、中堅企業全体の底上げを図ることを目的としています。
調査報告書の要旨は以下の通りです。
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“地域版Silver to Goldモデル”の実現をめざし、地域の医療と産業の2大課題に、産官協働で取り組み地域発ソーシャル・イノベーション創出を推進
本日11月17日、東京都日野市(市長:大坪冬彦)とGEヘルスケア・ジャパン株式会社(東京都日野市:代表取締役社長兼CEO:川上 潤)は「少子高齢社会における地域連携モデル作りのためのパートナーシップ協定」の締結に合意しました。
日野市は都心から西に35km、人口18万人をかかえる首都圏の住宅都市です。昭和の初めから始まった大企業の誘致による工業都市の顔も持ち、昭和30年頃から多摩平団地を始めとした大規模団地の進出、都市化の進展による急激な人口増加もありました。近年、大型の工場の閉鎖や移転が相次ぐほか、急増した人口の高齢化など地域の課題も多く、市制50周年を迎えた2013年に、次の50年を見据え、人口のバランス、産業立地の保全、ヘルスケアとウェルネスなど3つの視点で新たな戦略*1の策定に着手、持続できる街づくりを目指し、新たな職住近接のまちづくり、少子高齢社会における医療、介護などの充実したサービス提供の取り組みを強化しています。
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GE ヘルスケア(本社:英チャルフォント セントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・フラナリー)は、この度、フロスト&サリバン(Frost & Sullivan)社による、2014年アジア太平洋地域年間最優秀ヘルスケアIT企業賞を受賞し、ヘルスケアITソリューションをリードするイノベーターとしてのGE ヘルスケアの地位が認められました。同賞は、フロスト&サリバンのアジア太平洋地域ベストプラクティス賞表彰式において授与されました。この年次表彰は、業界のベストプラクティスを行った企業、またリーダーシップ、技術革新、戦略的製品、サービス開発などの分野において顕著な成果を上げ卓越した業績を実現した企業を評価するものです。
GEヘルスケア アジア・パシフィック地域 ヘルスケアIT本部長であるミッチェル・シロン(Mitchell Silong)は、次のように述べています。
「フロスト&サリバン社から、この著名な賞を受賞したことを大変光栄に思います。弊社はアジア太平洋地域すべてにおいて、顧客である医療機関の固有なニーズに対応し価値を提供するソリューションを構築するとともに、医療機関がより効果的かつ効率的に医療運営を行えるようなサポートを通して、地域内のより多くの患者に対するより良い医療の提供に貢献しています。」
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GEヘルスケア(本社:英国チャルフォントセント ジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・フラナリー)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:クリストフ・ウェバー、以下「武田薬品」)は、肝疾患の診断・治療において重要な要素である肝線維化の診断技術に関するアライアンス契約を締結したことをお知らせします。本契約の締結については、米国時間11月7日~11日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催される第65回米国肝臓学会議(AASLD)の時期に合わせて発表いたします。
本契約に基づき、GEヘルスケアは武田薬品が進める肝疾患に関する研究・開発において、線維化測定のためのイメージング診断技術を武田薬品へ提供します。両社協力のもと、各々の強みを活かすことによって、治療薬のより早期の開発および新たな肝疾患診断技術の開発を目指します。
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~臓器ごとの絶対定量値の計測。フォローアップや術後の評価の質を高める~
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:川上潤)は、11月6日(木)、SPECT装置(単光子放射断層撮影装置)と診断用CT装置(コンピューター断層撮影装置)を一体化したSPECT/CT*1 装置の最上位機種「Discovery NM/CT 670 Q.Suite Pro(ディスカバリー・エヌエムシーティー・670 キュースイート・プロ)」を、先進の診療を手掛ける大学病院や基幹病院を主対象に発売開始します。
今回発売する「Discovery NM/CT 670 Q.Suite Pro」は、これまでのDiscovery NM/CT670の機能をさらに充実させ、定量解析機能を持つソフトウェアと、より低被ばくで定量解析を行う機能を搭載し、核医学の新しい価値を創造するプレミアムSPECT/CTです。
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~GE製ガスタービン部品の製造効率を向上~
GEと革新的なレーザー切断技術をもつスイス企業Synova(シノヴァ)、そして高性能・高品質の精密技術をもつ日本企業、牧野フライス製作所は3社共同で、レーザーマイクロジェット®技術を用いたガスタービン部品の画期的な製造装置を発表します。
この新たな製造装置は回転機器の部品に対して冷却穴をあけるために必要な加工時間を飛躍的に短くするだけではなく、ガスタービンの性能向上に向けた優れた冷却技術の開発や部品の長寿命化に貢献します。この製造技術はGEの最新鋭ガスタービンの製造や将来的にはGE製航空機エンジンの製造においても活用を予定しています。