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Press Release

ボーイング747-8型機向けGEnxエンジンのフライトテストを開始

March 31, 2009

*3月25日に米国にて発表されたプレスリリースの全訳です。

2009年3月25日 カリフォルニア州ヴィクタービル
ボーイング社の新型機である747-8型機に搭載されるGE新型エンジンGEnx-2Bのフライトテストが、GEアビエーションの747型機向けフライングテストベッドを使用して開始されました。

ファーストフライトは今月、3月23日(月)に5時間にわたって実施され、装着された1基のエンジン、GEnx-2Bが機体のシステムや機器の機能性を立証し、4万フィート近くまで上昇してエンジン性能の基準となるベースラインを設定しました。今後も春から夏にかけて約40回のフライトテストが予定されています。

今年中の認証取得を予定しているGEnx-2Bは、ボーイングの新型747-8型機に搭載されるエンジンで、GEのフライング・テスト・ラボラトリーにおいて、近代化された747-100型機を用いたテストが実施されています。なお、同747-100型機は、ボーイングが16番目に製造し、パンアメリカン航空が1972年から運航していた747型機です。

GEnxプログラムのゼネラル・マネージャーを務めるトム・ブリスケンは、「GEが、民間機の新たな経済性の基準を提供するボーイング747-8型機にエンジンを供給出来ることを喜ばしく思います。ボーイング新型機への搭載を前に、大がかりなGEnx-2Bのフライトテストを実施する今年は忙しい年になります」と述べました。

747型機プログラムのバイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるモ ヤヒャビは、「GEnx-2Bのファーストフライトテストの成功を嬉しく思います。今後も、私どものお客さまが昨今の厳しい競争下で勝ち抜くために必要な性能を備えた747-8型機の運航開始に向けた大きな一歩を踏み出したと言えます」と語りました。

GEnx-2Bは、ボーイングの747-8型機に最適化されたエンジンであるのみならず、エンジンコア部分と、ラインで交換可能な部品(LRU:Line Replaceable Units)の約80%は、ボーイングの787 ドリームライナー用エンジンであるGEnx-1Bと共用します。また、運用開始前の段階におけるエンジンの完成度を高めるためのテストを未だかつてない規模で行う開発プログラムの恩恵も、GEnx-2Bの開発は享受します。

GEnx-2Bは、今日現在400基以上が747-8インターコンチネンタルと747-8フレイター用に販売されています。また、747-8型機、および787型機用に合計1,100基以上のGEnxが販売されており、GEエンジン史上最も販売スピードの早い航空機エンジンです。なお、GEnxプログラムには、日本のIHI、ドイツのMTU、フランスのSnecma(SAFRANグループ)、ベルギーのTechSpace Aero、イタリアのAvio SpA、スウェーデンのVolvo Aero、および韓国のSamsung Techwinがレベニュー・シェアリング・パートナーとして参画しています。

GEnxは、GEの「エコマジネーション」の製品ポートフォリオの1つで、コスト効率に優れた先進的なテクノロジーを開発し、環境面、運航面に優れた製品を顧客に提供するというGEのコミットメントを表しています。

GE アビエーションについて
GEの事業部門の1つで、民間航空機・軍用機向けのエンジンとともに、航空機用アビオニクス、電力、メカニック・システムを供給する世界有数のプロバイダーです。また、これらの製品やサービスを円滑に提供するための世界的なサービスネットワークを誇っています。詳細は、ウェブサイト(www.ge.com/aviation)をご参照ください。

日本GE コーポレート・コミュニケーション本部


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