【テキサス州オースティン – 2020年10月14日】ウーバー・エレベートは、航空ライドシェア事業のエコシステム・パートナーとしてGEアビエーションのデジタルグループを選びました。事業の初期段階として、ウーバーのプラットフォーム上で電動垂直離着陸機(eVTOL)をサポートする飛行データ監視プログラムの要件を構築します。
GEアビエーションのデジタルグループでジェネラルマネージャーを務めるアンドリュー・コールマンは次のように述べています。「旅行業界が発展し続けるなか、この提携により当社のデジタルイノベーションが拡大するでしょう。目的地への安全で効率的な移動を支援することで、当社のデジタル分野での知見を旅行エコシステム全体に活かせます。」
ウーバー・エレベートのチームは、航空ライドシェア事業を大規模に展開することで世界の変革に取り組んでいます。2023年にはダラスとロサンゼルスを拠点としてeVTOLを使った「ウーバー・エア」の運行を開始する計画です。
ウーバー・エレベートの安全担当責任者であるジョン・イルソンは次のように述べています。「安全性はウーバー・エレベートのコアバリューです。私たちは自主的に安全管理体制を整備し、これまで航空業界にて培われ実用されているものを基に自発的に安全プログラムを構築していきます。」
飛行データ監視(FDM)は、日々記録される飛行データの分析と評価を行うプロセスです。FDMを導入している航空会社やオペレーターは、航空機の運航に伴う安全上の問題をより的確に発見し解決することができます。20年以上前に航空業界に導入されて以来、FDMは導入先の航空会社やオペレーターのインシデント及び事故の発生率を引き下げたとして広く評価されてきました。
GEアビエーションには飛行データ監視プログラムに加えて、世界最大規模の飛行データ基準化プログラムを手がけた経験もあり、これらを踏まえると今回の提携はウーバー・エレベートにとって自然な流れといえるでしょう。
GEアビエーションのデジタルグループで安全プログラムディレクターを務めるボブ・W・ウェッツェルは次のように述べています。「ウーバー・エレベートのeVTOLを使ったライドシェア事業は、航空業界の画期的な軌跡です。eVTOLはライドシェアにとって新たなエコシステムを創造し、安全性、騒音防止、省エネルギーにも効果的です。」
世界の数百に及ぶ航空会社が利用している飛行データ監視はGEアビエーションが提供するトップレベルのサービスで、飛行の安全性を把握し改善させることを支援します。特許取得済のGEの分析ソフトウェアは気象情報、ナビゲーション、地形図データなどを結合し、毎日数千回にも及ぶフライトにおいて発生した安全に関わる事象や測定値を明らかにします。
GEアビエーションについて
GE(NYSE: GE)傘下のGEアビエーションは、商用、軍用、ビジネス航空機および一般航空機向けにジェットエンジン、ターボプロップエンジン、関連部品、航空電子機器、電力系統、デジタルソリューション、統合システムを提供する世界有数のプロバイダーです。今年初めに発表しました通り、GEアビエーションの「SaaSサービスとしてのソフトウェア」事業は2020年第4四半期にGEデジタルの一部門となる予定です。
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