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Press Release

GEのHAガスタービン、業界初の発電効率64%に

December 05, 2017

【ニューヨーク州スケネクタディ 2017年12月4日】GEパワー(NYSE: GE)は、コンバインドサイクル発電時に発電効率64%以上を実現する、高出力で高効率なHAガスタービンを発表しました。これは現時点でGEだけが提供できる技術となります。わずか18ヶ月前に世界最高となる62.22%を記録したHAガスタービンのこの発電効率の記録更新は、GEの積層造形技術と燃焼技術に対する絶え間ないイノベーションの成果です。
GEガスパワーシステム、社長兼CEO ジョー・マストランジェロは次のように述べています。「HAはGEの最も先進的なガスタービンであり、その進化に向け私たちは決して歩みを止めることはありません。」「私たちは、ここに64%という発電効率を実現し、最も高効率の優れたガスタービンを業界で初めてお客様にご提供できることを誇りに思っています。」
GEパワーの試算によれば、ガスタービンの発電効率を向上させることによって、世界規模のお客様においては何百億ドルの燃料削減効果が期待できます。積層造形技術に対するGEの長期的な投資により、HAの発電効率は大いに向上をしています。とくにGEのエンジニアたちは9HAガスタービンの燃焼システムのために、積層造形技術を活用し新たな部品を開発しました。具体的には、発電効率向上のため燃料と空気の最適な予混合比を実現する新たなデザインのパーツを金属3Dプリンターで製造し、導入しました。この新たな燃焼システムはすでに米国サウスカロライナ州グリーンビルにあるGEの全速全負荷の試験設備において試験稼働に成功しています。
こうした画期的なイノベーションの結果、9HA.02ガスタービンはガスタービンと蒸気タービンを1台づつ用いるコンバインドサイクル発電(総出力:826MW)の一定の条件下では送電端効率64.0%を提供することが可能となりました。2017年までは63.7%を上限としていましたが、今後、2018年からはコンバインドサイクル発電で64%超のHAガスタービンの発注が可能となります。さらに世界で最高水準の技術をもつHクラスガスタービンの系譜を引き継ぎ、GEパワーは2020年代前半までには発電効率65%を達成するロードマップを描いています。
今日までにHAガスタービンは世界で70台以上の受注を受け、世界中の発電事業者で運用を開始されるなど、HAガスタービン技術はすでに実証されています。2016年6月にHAガスタービンの初号機が運転開始して以来、17台以上のHAガスタービンが運転を開始し、5万時間を超える稼働時間を達成しています。多くの特徴のなかで、HAガスタービンは出力が変動する再生可能エネルギーを補完する優れた運転の柔軟性を示し、環境規制にも対応しながら、系統の不安定さを補うために、毎分65MWというランプアップ・ランプダウン性能を示すなど高い負荷変化に対応しています。
GEについて
GEは「デジタル・インダストリアル・カンパニー」です。ネットワーク化され、レスポンスと予知能力に優れた、ソフトウェア融合型の産業機器とソリューションによって各産業の新たな時代を切り拓きます。GEは全組織で知識と経験を共有する取り組み「GE Store」を通じて、テクノロジーのみならずマーケットや仕組み、インテリジェンスを地域や事業部門を超えて活用することで、さらなるイノベーションを推進します。すぐれた技術、サービス、人材とグローバルな事業規模を携え、産業の未来を拓くリーダーとして、GEはお客さまによりよい成果をお届けします。詳しくはhttp://www.ge.com/jp/ をご覧下さい。
GE Powerについて
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