*本内容は米国時間7月27日、GEデジタル CEOビル・ルーのLinkedInへの投稿の抄訳です。
GEデジタル CEO 兼GEチーフ・デジタル・オフィサー
ビル・ルー
「インダストリアル・インターネット」におけるリーディングカンパニーとして、また産業用IoT(以下IIoT)のエコシステムを拡大・展開するために、GEデジタルはデジタル・ジャーニーを共同で歩むことにコミットしていただいた数百にもおよぶ企業と強力かつ戦略的な関係をこれまで構築してきました。インダストリアル・インターネットのプラットフォームであるPredix(プレディックス)をさらに強化するために、GEはPredixでのアプリ開発をすばやく、簡単に行うために多くの技術に投資をし、より多くのユーザーの方々が独自の産業用アプリの開発がおこなえるようにしています。
本日*、GEデジタルはコードフリーでアプリケーション開発環境を提供する、日本発のスタートアップカンパニーであるIQPを買収したことをお知らせします。この結果、アプリ開発ツールPredix Studioにて、ドラッグ&ドロップでの開発機能をより加速させることとなります。IQPは2016年イスラエルにてPredix Startup Accelerationプログラムに選定されました。IQPをPredix Studioに加えることによって、一般的な産業用開発者、IT、オペレーションやファイナンス担当者のため、迅速なアプリケーション開発のため統合されたワークフローによって、独自のIIoTアプリを開発することが可能となります。そしてカスタマーに開発ツールを提供し、ビジネスにとって最適な、カスタマイズされたアプリを提供することが実現します。この統合によって、Predix StudioはIIoT向けの唯一の優れた生産性をもつアプリ開発ツールとなります。
コネクティビティそれ自体には価値がありますが、産業用機器に何百万のセンサーを取り付けて単にインターネットに接続させるだけでは永続的な価値をもたらすことはできません。この価値を生み出すために、そしてデジタル・ インダストリアル・トランスフォーメーションを促進させ、成功するために重要なことは、パートナーや開発者だけではなく、産業用技術を駆使した強力なエコシステムを構築することだとGEデジタルは確信しています。私たちGEはインダストリー、IIoTとデジタル・トランスフォーメーションを熟知しています。IQPとともにPredixと産業用アプリをあらゆる方々により使いやすくいたします。
未来はデジタルであり、ますます身近になってきたと考えています。