周産期母子医療分野の取り組みを強化
GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社(本社:東京都日野市、社長:三谷宏幸)は分娩監視装置事業に参入します。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(本社:英チャルフォントセントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョセフ・M・ホーガン)は約30年前から、分娩監視装置『Corometrics(コロメトリクス)』を製造・販売しております。日本国内においては現在、アトムメディカル株式会社(本社:東京都文京区、社長:松原一雄)が輸入販売をしておりますが、GEヘルスケアはアトムメディカルと締結している販売契約を 2007年3月31日付で解消します。
GE横河メディカルシステムは今後、必要な薬事承認を取得した後に、GEヘルスケア製分娩監視装置の輸入販売を開始、分娩監視装置事業に参入します。
GE 横河メディカルシステムでは現在、超音波診断装置『Voluson』シリーズや保育器、生体モニタなど周産期母子医療分野の事業を展開しています。分娩監視装置事業に参入することで、この分野の取り組みを強化します。顧客医療機関のニーズにきめ細かに対応した広範囲にわたる製品群を提供することで、周産期母子医療事業を拡大し、将来は当社の中核事業の一つに成長させることを目指します。
なお、これまで販売したGEヘルスケア製分娩監視装置の補充品類の販売や修理、メンテナンスなどの保守サービスは当面アトムメディカルが提供します。
『Corometrics』はとりわけハイリスク分娩に優れた性能から、現在、大学病院・地域基幹病院や周産期母子医療センターの陣痛・分娩室や病棟などにおいてトップシェアを獲得している分娩監視装置です。
GE横河メディカルシステム株式会社
CT (全身用コンピュータ断層撮影装置)、MR(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置(US)、骨密度測定装置、X線撮影装置、核医学診断装置、 PET(Positron Emission Tomography)とCTを組み合わせたPET-CT、患者モニタ、画像ネットワークシステムおよび麻酔器等の販売・サービスを提供する医療用画像診断装置の主力メーカー。米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(売上高:170億ドル)の世界三極体制(北米・日本・インターナショナル)の一極を担う。外資系画像診断装置メーカーとして唯一、国内にCT、MR、USおよびプローブの開発・製造拠点を持ち、最先端の技術や製品を日本から全世界に発信している。現在、"Early Health"のビジョンを掲げ、発病前の兆候発見や個々人の遺伝性素因に合わせた予防医療のデザインなど、画像診断技術とバイオ科学の進化と融合を進めている。特に「悪性腫瘍」、「循環器系疾患」、「ウィメンズヘルスケア」の3分野を重点ケアエリアと位置づけ、複数の製品・技術の多面的なアプローチにより病気の早期発見・早期診断をサポートしている。設立は1982年、日本国内に事業所を53カ所展開。2006年12月1日現在の社員数は1,695名、 2005会計年度(2005年1月~12月)の総売上は約1,426億円。
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GE横河メディカルシステム株式会社
広報グループ・松井
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日本GE コーポレート・コミュニケーション本部