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Press Release

Ge横河メディカルシステム、解析機能付心電計を新発売

June 03, 2009

高度な自動解析機能とシンプルな操作性を融合したコンパクト心電計、開業医から病院まで広く対応

GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社(本社:東京都日野市、社長:熊谷昭彦)は6月8日(月)、高度な自動解析機能とシンプルな操作性を両立した汎用型コンパクト心電計「MAC800(マック800)」を、クリニックから病院まで幅広い医療機関の内科・循環器科を主対象に発売します。
MAC800の最大の特長は、小型軽量ボディに、上位機種と同じ高精度心電図自動解析プログラム「12SL」を標準搭載しながら、シンプルかつ高い操作性を競争力のある価格で実現したこと。現在国内で発売している当社の最上位機種「MAC5500」は高性能心電計として、主に大規模医療機関で高い評価を獲得していますが、MAC800は広範な医療機関に対応し高い臨床価値をもたらします。

MAC800の高機能の中核を成すのが、12万件以上のデータベースに裏づけされた高い信頼性を誇る12誘導心電図※自動解析プログラム「12SL」です。GEの「12SL」は現在全世界で広く普及している解析プログラムで、女性の急性心筋梗塞に対する解析精度を高める性別考査解析機能や、新生児から適応可能な小児心電図解析機能を有し、一段と精度の高い解析を可能にしています。「12SL」は、10秒間の安静時心電図から1,600項目を計測、約250種類のステートメントを組み合わせて数万通りの解析所見を表示可能で、循環器専門医の支援ツールとして高い有用性を誇ります。また自律神経機能の評価に有用なRR解析プログラムも標準搭載しています。
その他、MAC800はコンパクトクラスの心電計では大型の7インチカラー液晶ディスプレイを採用、解像度は800 x 480ピクセルと同クラス最高を誇り波形の見やすさを高めたほか、安静時心電図検査はワンタッチで測定と解析を完了するシンプルな操作性を備えています(MAC800の特長を参照)。
※12誘導心電図とは、最も一般的な心電図で、四肢に取り付ける肢誘導4本と、胸部に取り付ける胸部誘導6本からなる。肢誘導から6種の波形を導出し、また肢誘導全体を接地として胸部誘導それぞれから1種類ずつの波形を導出するため、計12種の波形が記録される

当社は、MAC800を小規模クリニックから大学病院や地域基幹病院まで幅広い医療機関を対象に販売することで、新たに汎用型コンパクト心電計市場に参入、初年度500台の販売を計画し、同市場におけるシェア獲得を目指します。また、既に発売中の最上位機種MAC5500と併せて拡販を図り、心電計市場でのシェア拡大を狙います。
MAC800は、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、このほどGEが策定したヘルスケアに関する新戦略「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」に基づくイノベーションの1つです。この新戦略では、2015年までに60億ドルを投じて、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指しています。詳細はwww.healthymagination.comをご参照ください。

当社は、このMAC800を、6月4日(木)から6日(土)に横浜で開催される第13回国際ホルター・ノンインベイシブ心電学会(会長:田邉晃久 東海大学医学部循環器内科 教授、会場:横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ)の附設展示会に出品します。


MAC800の特長は以下の通りです。

・上位機種に匹敵する高機能を搭載


・小型軽量ボディに、シンプルかつ高い操作性を実現


・その他


製品名: 心電計(解析機能付)MAC800(マック800)
希望小売価格: 157万5,000円(製品本体、税込み)
発売日: 2009年6月8日(月)
初年度国内販売目標: 500台
医療機器認証番号: 220ACBZX00105000


GE横河メディカルシステム株式会社は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MR(磁気共鳴断層撮影装置)、X線撮影装置、超音波診断装置(US)、SPECT(単光子放射断層撮影装置)、PET/CT、ヘルスケアIT、生体情報モニター、ならびに麻酔器等の販売・サービスを提供する医療用画像診断装置の主力メーカーで、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(売上高:170億ドル)の日本での中核拠点です。外資系画像診断装置メーカーとして唯一、国内にCT、MR、USおよびプローブの開発・製造拠点を持ち、最先端の技術や製品を日本から全世界に発信しています。現在、「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」のビジョンを掲げ、医療に関するコストの削減、アクセスの拡大、ならびに質と効率の向上を実現する革新的な製品やサービスの開発に取り組んでいます。設立は1982年、日本国内に事業所を53カ所展開。2009年1月1日現在の社員数は1,690名、2008会計年度(2008年1月~12月)の総売上は約1,226億円。ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp


関連リリース:
ハーバード・メディカル・スクール ベリエ准教授/杏林大学 池田准教授ら
長時間心電図を利用した非侵襲的な心臓突然死発生リスクの予測に成功

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起


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