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Press Release

Ge横河メディカルシステム、「2007国際医用画像総合展(item 2007)」に出展

April 05, 2007

『Early Health』の実現に向けた最新の製品群や最先端のテクノロジーを展示

GE ヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社(本社所在地:東京都日野市、代表取締役社長:三谷宏幸)は、2007年4月 13日(金)から15日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「2007国際医用画像総合展(ITEM 2007)」に出展します。

GE横河メディカルシステムでは今年、『Healthcare Re-imagined.~より早く、正確に。想像力の先にひろがるEarly Health』をテーマに、画像イメージングの進化による最新の製品・サービスを紹介します。

当社では現在、『Healthcare Re-imagined.(ヘルスケアの常識を超える。イマジネーションで超える。)』を企業ビジョンに、発病前の兆候発見や個々人の遺伝性素因に合わせた予防医療のデザインなど、新たなケアモデルである『Early Health(アーリー・ヘルス)』の実現に向けて、画像診断技術とバイオ科学の進化と融合を進めています。今回のブースでは、CT(コンピュータ断層撮影装置)、MR(磁気共鳴断層撮影装置)、核医学/陽電子断層撮影装置、X-ray(X線撮影装置)、 Intervention(インターベンション)、ヘルスケアIT、そしてUS(超音波診断装置)の各分野において、『Early Health』の実現に向けた最新の製品群や最先端のテクノロジーを展示するほか、各種の新サービスなどについてプレゼンテーションにて説明します。

主要展示内容は以下の通りです。

CT Re-imagined - CT(コンピュータ断層撮影装置)
新機能「Adaptive Technology(アダプティブ・テクノロジー)」を搭載した64列の検出器配列を有するボリュームCT「LightSpeed VCT(ライトスピード・ブイシーティー)」を展示します。LightSpeed VCTの開発にあたり、GEは多列化の要素だけではなく、将来にわたって臨床に貢献できるシステムを目指して新たな機能の開発を進めてきました。その代表が、「頑強である。高速移動が可能な上、患者に優しく安全性が高い。しかも高精度である」を条件に開発されたVTテーブルです。このVTテーブルを開発したことで、SnapShot Pulse(スナップショット・パルス)やVolumeShuttle(ボリューム・シャトル)などの新機能を搭載することが可能となりました。
SnapShot Pulseはこれまでの心臓CT検査で大きな課題であった被ばく線量を最大90%低減でき、しかも従来と同等の高画質を維持できる新しい心臓CT撮影方法です。被ばく線量を抑えて撮影可能なため、フォローアップ検査だけでなく、予防医学的な使用も可能となります。VolumeShuttleは、40mm X 2断面を繰り返し撮影することにより、80mmという広範囲での脳機能解析(CT Perfusion)検査を可能にし、従来の課題であった撮影範囲の限定を解消します。これにより、診断に必要な情報が被ばく量を増やすことなく取得可能となります。また、2006年4月に発売した「BrightSpeed」を改良し、ボリュームCTや画像処理ワークステーションで培ってきた最新技術を日本の環境に合わせてコンパクトに凝縮した新型「BrightSpeed(ブライト・スピード)」を紹介します。同装置はボリュームCTと同じGE独自開発の「Vorala™ Digital DAS」技術により、低被ばくでの高画質画像の撮像を可能にしたほか、従来機種と同様にGE製「Advantage Workstation」の機能で評価の高い骨外し、血管抽出機能等を搭載し、高精細3D画像の作成を容易にしました。従来装置の16スライスCTと比較して約30%の設置面積の削減と省電源化(電源容量75KVA)を達成したほか、新開発の3.5MHU出力管球を採用することで、顧客ニーズの高い省スペース化と経済効率性の向上を実現しました。4列、8列および16列の3機種を揃え、価格は8~10億円。国内初年度売上目標は100台以上。

MR Re-imagined - MR(磁気共鳴断層撮影装置)
MR のブースでは、GEの提唱するHDMR(High Definition MR)シリーズ3機種目となる「Signa HDx(シグナ・エイチディ・エックス)」を展示します。 HDMRとはマルチチャンネルコイルによる高画質・高検査効率の両立、臨床に即したアプリケーションを搭載したMRであり、初代のSigna HD、コンパクトな2代目Signa HDe共に臨床現場から高く評価されています。1.5T(テスラ)、ならびに3.0Tの2種類をそろえるSigna HDxは「eXpanded」をコンセプトに、マルチチャンネルコイルのラインアップを拡張し、またRFのケイパビリティも16chまで拡張可能です。その他ハードウエアとしては、超高速演算を実現するXVRE(eXtra Volume Reconstruction Engine)を採用し、クラス最高の画像計算スピードを有しています。アプリケーションでは、体動を補正し、患者が撮影中に動いてもアーチファクト(偽像)を最小限に抑えるPropeller、体幹部3DダイナミックスキャンのLAVAを一層高分解能化したLAVA-XV、膝軟骨のコラーゲン繊維網の状態を画像化するCartiGram(T2Map)などが搭載されています。

Molecular Imaging Re-imagined - 核医学/陽電子断層撮影装置
核医学/陽電子断層撮影装置のブースでは、ポジトロンCT組合わせ型SPECT装置「Infinia 8(インフィニア8)」を紹介します。PET(陽電子放射断層撮影装置)検査における診断や治療方針の決定、効果判定などの有用性は既に高く評価されていますが、導入にあたっては装置を設置する施設や購入費用など多くの課題をクリアしなければなりません。Infinia 8はSPECT装置でありながら、PET機能(同時計数)を兼ね揃えており、より多くの医療機関でのPET検査を可能にします。当初よりPET検査を念頭に開発されたInfinia 8はSPECT検査を実施しながら、外部から放射性医薬品の供給を受けてPET検査を実施する医療機関には最適な装置です。
また、核医学用の 4スライスCTを搭載したSPECT装置「Infinia Hawkeye 4(インフィニア・ホークアイ4)」を紹介します。同装置は、これまでのHawkeyeに比べて、吸収補正用CT装置の検出器部分を2倍幅に、4スライス化することで、同じ管球容量のまま、従来製品に比べて収集時間を半分に短縮、CT画像の画質向上を実現しています。専用に設計されたCTで正確な吸収補正を行うことで、高品質で定量性の高いSPECT画像を得るとともに、CT画像とSPECT画像の正確な重ね合わせが簡単に行えます。臨床的には、心筋核医学検査における吸収補正の効果や、骨検査、腫瘍検査における重ね合わせ画像により、腫瘍の正確な位置特定に有効です。また、被ばくを抑えた設計と、CTのスキャン時間をさらに半減したことで検査時の患者の負担を低減しています。

X-ray Re-imagined - X線撮影装置
DXR (Diagnostic X-ray)ブースでは、デジタルマンモグラフィとデジタルRADを中心に展示します。マンモグラフィでは、全世界で1,000台以上、国内で100台以上の稼動実績を誇るフラットパネルディテクタ(FPD)搭載デジタルマンモグラフィ「Senographe(セノグラフ)」シリーズから、バイオプシ-(生検)検査対応の「Senographe DS(セノグラフ・ディーエス)」を展示します。同装置は、人間工学に基づいた受診者にやさしいデザイン、撮影後すぐに画像確認が可能な機能性、そして医師の診断をサポートするコンピュータ検出支援システム(CAD:Computer Aided Detection)などを有し、検診(スクリーニング)からバイオプシ-まで広範囲なマンモグラフィ検査に対応します。また、マンモグラフィの読影に最適な高精細液晶モニターを搭載した読影ビューア「SenoAdvantage 2.0(セノアドバンテージ2.0)」を展示します。
デジタル RADでは、「Definium8000(デフィニアム8000)」を展示します。カラーの液晶タッチパネルと電動モータを採用した新開発のX線管サスペンションを搭載し、操作性の改善と検査効率の向上を実現しています。さらに、長尺撮影が撮影から画像合成まで全自動で可能な「オート・イメージ・ペースト」、撮影部位にあわせて立位撮影台と臥位撮影台間のX線管移動を自動的に行う「オート・ポジショニング」、ならびに1回の息止めで多断面断層撮影が可能な「トモシンセシス」など、デジタル装置ならではの自動化機能を搭載しています。

Intervention Re-imagined - インターベンション
X 線撮影装置による透視画像のもと、外科手術を行わずに血管内からカテーテルなどを用いて病巣にアプローチし、診断・治療行為をするインターベンションにおいて、GEの技術を集約したInnova(イノーバ)シリーズ。今回は、31 x 31cmフラットパネルディテクタ(FPD)を搭載した最新の多目的X線血管撮影装置「Innova 3100 IQ(イノーバ3100アイキュー)」を展示します。同装置は"Total Vascular Care"をコンセプトに、心血管、頭腹部から末梢血管まで全身の血管病変に対応する最新のアプリケーションを搭載し、臨床面と操作面において、従来と比べて大きく向上が図られています。その一つが、FPDを用いた3Dイメージングである「Innova 3D(イノーバ・スリーディー)」、「Innova 3D+(イノーバ・スリーディー・プラス)」です。高い DQE※とダイナミックレンジにより空間分解能および密度分解能の向上を実現し、3D画像処理後の血管病変形態の把握、腫瘍への栄養血管の同定、脳血管内治療時の術前、術中、および術後情報などを提供します。

IT Re-imagined - ヘルスケアIT
現在当社が最も注力している分野の一つであるヘルスケアITでは今回、病院の医療情報ネットワークシステムにおけるトータルなITソリューション提供に向けたコンセプトである『Centricity(セントリシティ)』ブランドにおいて、新開発の「Centricity PACS System Ver3.0(セントリシティ・パックス・システムVer3.0」を展示します。特長は、①先進の診断支援機能のPACSへ統合、②静止画や動画データの統合一元管理、③各種専用端末インターフェイスおよび院内配信インターフェイスの統一の3点。これにより、24時間いつでも、場所を選ばずどこからでも静止画と動画データを一元管理するシステムにアクセス可能です。また、各種診断支援の機能を用意しており、専用端末上で使用可能です。

Ultrasound Re-imagined- US(超音波診断装置)
超音波診断装置では今回、「LOGIQ 7(ロジック7)」、「LOGIQ P5(ロジックP5)」、「LOGIQ e(ロジックe)」、そして超音波用ワークステーション「LOGIQWorks(ロジックワークス)」を展示します。
LOGIQ 7は、腹部・乳腺・甲状腺・血管・心臓等の全身の超音波検査が可能なマルチパーパス(多目的)のプレミアム機種です。GEのヘルスケア事業部門であるGE ヘルスケアと第一製薬株式会社の共同研究開発により創製し、今年1月に世界に先駆け発売した超音波診断用造影剤「ソナゾイド」に対応する新しい造影機能、 Hybrid Contrast、Angio、Hybrid AngioなどについてWIP(参考出品)ですが展示を行い、GE超音波の造影機能の臨床的メリットと先進性を訴求します。 LOGIQ P5は、プレミアムクラスの高画質と高機能を、小型で軽量なコンパクトサイズに凝縮しました。装着対応プローブも16本と多彩で、検査室から病棟、外来、クリニックまで、あらゆるカスタマーのニーズに対応する、マルチパーパス装置です。
LOGIQ eは、マルチパーパスのユビキタス超音波です。ソフトウェアベースのメリットを存分に生かし、LOGIQ上位機種の画質、機能を移植しました。約 4.6kgのノートブックサイズながら、高画質、高機能のみならず、15インチ大型LCDモニター、RAW DATAプラットフォームなど、病院検査におけるシビアなニーズにも対応します。

骨密度装置はDXAの最高峰、「Lunar iDXA(ルナー・アイ・デクサ)」を展示いたします。DXA装置は単に骨密度測定だけでなく、脂肪量、筋肉量が計測できるボディコンポジションが注目されています。言うまでもなく昨今話題のメタボリックシンドロームなどに正確な脂肪量測定は欠かせません。またアンチエイジングという新しい領域でも骨密度や体脂肪量は重要な指標とされています。※ DQE(Detective Quantum Efficiency:量子検出効率)とは、検出器が管球から照射されるX線光子をどの程度無駄なく捕獲して画像の構成に役立たせているかの尺度。数字が高いほど高効率。

【4月13日(金)のセミナーのご案内】
JRC主催セミナー
12:15~13:15 「ランチョンセミナー」(アネックスホール F201+202)
* 座長: 南 学 筑波大学附属病院 放射線科 教授
* 演題名: 「3.0T MRIの最新情報」
* 講演者:
o 青木 茂樹東京大学附属病院 放射線科 助教授(頭部領域を中心に)
o 渡谷 岳行東京大学附属病院 放射線科(腹部領域を中心に)

17:00~18:00 「産学連携セミナー」(501号室)
* 座長: 栗林 幸夫 慶應義塾大学医学部 放射線診断科 教授
* 演題名:
「カーディアックCTの現状と将来展望:新しい被ばく低減心臓撮影法とデュアルエネルギーイメージング」
* 講演者:
o 佐藤 浩三 慶應義塾大学医学部 放射線診断科(カーディアックCTの現状と将来展望)
o 渡邊 文春 GE横河メディカルシステム(カーディアックCTの最新技術)

GEヘルスケア主催セミナー
19:30~21:30 「GE Advanced Seminar」
会場:パンパシフィックホテル横浜
地下2階「クイーンズグランドボールルーム」
横浜市西区みなとみらい2-3-7 Tel:045-682-2222
座長:杉村 和朗
神戸大学大学院 医学系研究科
生体情報医学講座 放射線医学分野 教授

* 講演①:
「認知症領域におけるバイオイメージング研究の動向」 西村 伸太郎 財団法人先端医学薬学研究センター 新薬研究開発部長
* 講演②:
「読影システムの現状と将来展望」 増井 孝之 聖隷浜松病院 放射線科 部長

この件に関するお問い合わせ先:
日本ゼネラル・エレクトリック(株)広報部
電話:03-3588-9500

日本ラジオロジー協会(JRC)が主催し、日本画像医療システム工業会(JIRA)が運営する「2007国際医用画像総合展 ITEM 2007」は、日本最大規模の医用画像総合展示会。今年は第66回日本医学放射線学会学術集会、第63回日本放射線技術学会学術大会、第93回日本医学物理学会学術大会と同時開催となります。JRCおよびJIRAのホームページアドレスはそれぞれ、 http://www.j-rc.org/http://www.jira-net.or.jp/

GE横河メディカルシステム株式会社
CT (全身用コンピュータ断層撮影装置)、MR(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置(US)、骨密度測定装置、X線撮影装置、核医学診断装置、 PET(Positron Emission Tomography)とCTを組み合わせたPET-CT、患者モニタ、画像ネットワークシステムおよび麻酔器等の販売・サービスを提供する医療用画像診断装置の主力メーカー。米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(売上高:170億ドル)の世界三極体制(北米・日本・インターナショナル)の一極を担う。外資系画像診断装置メーカーとして唯一、国内にCT、MR、USおよびプローブの開発・製造拠点を持ち、最先端の技術や製品を日本から全世界に発信している。現在、"Early Health"のビジョンを掲げ、発病前の兆候発見や個々人の遺伝性素因に合わせた予防医療のデザインなど、画像診断技術とバイオ科学の進化と融合を進めている。特に「悪性腫瘍」、「循環器系疾患」、「ウィメンズヘルスケア」の3分野を重点ケアエリアと位置づけ、複数の製品・技術の多面的なアプローチにより病気の早期発見・早期診断をサポートしている。設立は1982年、日本国内に事業所を53カ所展開。2006年12月1日現在の社員数は1,695名、 2005会計年度(2005年1月~12月)の総売上は約1,426億円。ホームページは http://www.gehealthcare.co.jp/

お問い合わせ先
GE横河メディカルシステム株式会社

広報グループ・松井
Tel:042-585-9249 
Fax:042-585-9541

日本GE コーポレート・コミュニケーション本部


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