技術者、タービン、医療機器、義援金など、さらなる支援を表明
東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。そして、被災されたみなさま、そのご家族に心よりお見舞いを申し上げます。被災地が一日も早く復興することを心からお祈り申し上げます。
この度、GEの会長兼CEOのジェフ・イメルトは、東日本大震災で生じた社会的・経済的影響について、日本の政府関係者、およびお客さま、ビジネスパートナーを含む企業の経営陣から直接意見を聞き、日本の復興に向けた今後の支援について協議するために来日しました。
東京電力を含む複数の企業との会談、および経済産業省の海江田万里大臣との対談において、イメルトは、技術者、タービン、医療機器、義援金などのさらなる支援を表明しました。
イメルトは、以下のように述べています。「被災地の方々をはじめ、日本の皆さまがこれほどの苦難を前に毅然と立ち向かっていることに、強い感銘を受けるとともに、より一層の支援の必要性を痛感しました。原子力に関しては、パートナーである日立製作所とともに、1,000人以上の技術者ネットワークを通じた技術支援を行っていますが、この体制をさらに強化することを約束しました。次に、日本の電力不足解消に向け、非常時やピーク時の電力供給に活用される非常用ガスタービン発電装置*1などを日本に優先的に提供します。現在までに合計20基以上のガスタービンを確保しており、そのうち10基の非常用ガスタービンについては、今夏に間に合うよう調整しています。」
さらに、イメルトは、被災者の方々の救援や被災地の復興に向けた支援を1,000万ドル相当に引き上げたことを発表しました。寄付は、GEの社会貢献活動団体「GEファンデーション」を通じ、義援金および設備・機器提供の形で行われます。これに加え、同団体とGE社員のマッチングギフト*2の合計額168万ドルについても、別途、寄付が行われます。
*1:非常用ガスタービン発電装置「TM2500」は、高い信頼性と環境性能を誇る移動式の発電装置で、ジェットエンジン型ガスタービンをトレーラーに搭載したものです。
*2:
マッチングギフトとは、従業員による社会貢献目的の寄付に対して企業が同額の上乗せを行う寄付のことです。
既に、世界中のGE社員から84万ドル以上の義援金が集まっており、GEファンデーションから同額の上乗せが加算され、合計168万ドルの寄付が行われることになります(2011年4月1日現在)。
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