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Press Release

Geヘルスケア・ジャパン、東京光の家と災害活動相互応援協定を締結

January 30, 2012

~ 地域連携災害支援体制の一環、災害時の避難・誘導・救護の初動支援を提供 ~

GEヘルスケアグループ(以下「GEヘルスケア」)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市旭が丘4丁目、代表取締役社長:川上潤)は本日1月30日(月)、社会福祉法人 東京光の家(東京日野市旭が丘1丁目、理事長:田中亮治)と災害活動相互応援協定を締結しました。
災害活動相互応援協定は、災害発生時の各種応急復旧活動における人的・物的支援について自治体と民間事業者や関係機関などの間で結ばれる協定で、当社は本協定にもとづき、東京光の家で火災や地震などの災害が発生した際に、施設利用者の避難・誘導・救護の初動支援を提供します。

東京光の家は1919年に設立されたキリスト教精神に基づく視覚障害者のための総合福祉施設。訓練型障害者支援施設「光の家新生園」や就労型障害者支援施設「光の家栄光園」、生活保護法による救護施設「光の家神愛園」などの運営を通じて、現在約200名の入所者を含む盲重複障害者(視覚障害と他の障害を併せ持つ人)の自立を支援しています(次ページの概要参照)。
住宅地の近隣という設置環境を踏まえ、同施設の災害避難においては東京消防庁の仲介のもと、地元の企業・機関が連携して支援する体制が取られています。そのような中、当社が昨年6月に東京消防庁日野消防署と合同で実施した防災演習などから、日野消防署は当社が同施設の災害支援要件にマッチする支援体制を有していると判断。昨夏の支援協力要請を皮切りに協議を重ね、本日の協定締結に至りました。

災害活動相互応援協定締結式

<本日開催された災害活動相互応援協定締結式>
最右:上条昭夫 東京消防庁 日野消防署長 消防監
中央右:高橋薫 (株)トッパンメディアプリンテック東京 日野工場長
中央左:田中亮治 社会福祉法人東京光の家 理事長
最左:川上潤 GEヘルスケア・ジャパン(株) 代表取締役社長兼CEO

今回の協定締結に伴い、東京光の家が災害支援を必要と判断した際は、当社の自衛消防隊(全170名)の代表メンバー(20~30名)が必要な装備を携えて、同施設に駆けつけます(徒歩約5分)。到着後は施設の出入口で職員から在所者の引き渡しを受け、指定避難所である近接の公園に避難誘導します。日野消防署の到着後には同隊の指揮下のもとで支援活動を行い、雨天などで公園への避難が困難な場合には当社への誘導も検討します。また必要に応じて当社常駐の医師による応急救護を施します。

なお、東京光の家は本日付で、隣接する株式会社トッパンメディアプリンテック東京(本社:東京都日野市旭が丘3丁目、代表取締役社長:本木茂雄)とも本災害活動相互応援協定を締結。トッパンメディアと当社は、派遣する人員数の面、到着までの時間の点などで、相互に連携しながら、東京光の家の災害避難支援を提供します。さらに、すでに協定を締結している隣接の住民自治会による夜間・休日の支援も加わることで補完が強化され、地域の福祉施設をサポートする体制が整うことが期待されます。
また災害時に備え、東京光の家で年2回実施される施設防災訓練に当社の自衛消防隊のメンバーが参加して、災害時にスムーズな連携が取れるよう訓練を重ねます。

東京光の家の田中亮治理事長は、「東京光の家には、視覚障害や他の障害を併せ持った盲重複障害の方が約200名余生活しています。昨年の3.11のような大きな災害のことを思うと、この度日野消防署のお世話で、GEヘルスケア・ジャパン株式会社や株式会社トッパンメディアプリンテック東京のような、しっかりとした企業様との間で災害活動相互応援協定を締結させていただけることに対し、大変心強く感じております。この協定が実効あるものとして機能することを心から願っています」と両社からの支援に期待を寄せています。
また、当社代表取締役社長兼CEOの川上潤は、「人命を左右する医療機器を取り扱うヘルスケア企業として、弊社は設立以来、自治体の皆様の協力を仰ぎながら、常に災害対策に全力を挙げて取り組んでまいりました。弊社が長年にわたり培ってきたノウハウが高く評価され、本日の災害活動相互応援協定締結に至ったことを大変光栄に感じております。弊社では今後、東京光の家の皆様との連携を深め最適な災害支援を提供させていただくとともに、より一層地域の皆様のお役に立てるよう、今後もあらゆる機会を捉えて積極的な取り組みを進めてまいります」と語りました。


社会福祉法人東京光の家(
http://www.hikarinoie.org/ ) 概要

住所: 東京都日野市旭が丘1丁目17-17
沿革: 1919年 盲目の秋元梅吉が日本の盲人に聖書の福音を伝えるために設立
1958年 東京都日野市に施設移転
施設概要: 敷地面積7,799m2(全10棟)
施設利用者数: 昼間約220名(夜間195名)
職員数: 約130名(夜間勤務者7名)
運営施設: ・障害者支援施設「光の家新生園」
(入所支援55名、短期入所2名、生活介護訓練型54名、機能訓練6名)
・障害者支援施設「光の家栄光園」
(入所支援60名、生活介護就労型70名、就労継続B型10名)
・生活保護法による救護施設「光の家神愛園」(入所定員80名)
・盲人ホーム「光の家鍼灸マッサージホーム」(通所20名)

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2011年4月1日現在の社員数は2,030名、国内の事業所数は55カ所。ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起


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