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Press Release

Geヘルスケア・ジャパン、医療従事者向けオンライン教育支援サービスを本格開始

February 17, 2012

国内医療機器メーカー初、在宅医療・慢性疾患に関する包括的コンテンツを配信
超高齢社会向けの医療ソリューションの提供を図る「Silver to Gold」戦略の一環

GEヘルスケアグループ(以下「GEヘルスケア」)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:川上潤)は本日2月17日(金)から、国内医療機器メーカー初となる、在宅医療や慢性疾患の早期発見・治療に関する医療従事者向けの包括的なオンライン教育支援サービス「Education Service(エデュケーション・サービス)」を本格開始します。

Education Serviceは、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の医療に関する世界戦略「ヘルシーマジネーション(healthymagination)*1 」を受けて当社が国内展開を進める、超高齢社会向けに医療ソリューションの開発・提供を図る「Silver to Gold(シルバー・トゥ・ゴールド)」戦略*2 の一環として開始するもの。

世界に先駆けて日本が迎える超高齢社会で重要性が増す「在宅医療」と認知症や骨粗しょう症などの「慢性疾患の早期発見・早期治療」を主要テーマに、国内の医療ニーズにもとづいて医師の監修を受け制作した「国内コンテンツ」とGEヘルスケアが米国で提供している生涯学習プログラムを吹き替えた「グローバルコンテンツ」を、エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村格)が運営する日本最大級の医療専門サイト「m3.com」( http://www.m3.com/ )の20万人以上の医師会員に対して提供します。

Education Serviceの主な特長

1. オンラインによる配信サービスで、好きな時間に効率的に学習可能
医師の学習環境に関する当社調査*3 によると、現在のトップ3は「学会」が24%、「書籍」が19%、「セミナー」が17%ですが、医師の半数近くは現在の学習環境に不満を抱えています。不満な点は「時間を拘束されたくない」と「学ぶ時間がない」がともに5割近くを占め、希望する環境としては「ネットを使用した学習」が50%弱に上ります。Education Serviceはオンラインで受講可能な教育プログラムのため、これまで時間の制約で自発的な学習がかなわなかった多忙な医療従事者に、効率的に学習できる環境を提供します。

2. 今後の超高齢社会に不可欠な「在宅医療」と「慢性疾患の早期発見・早期治療」にフォーカスした多彩なコンテンツを配信
Education Serviceでは、医師の監修のもと、「在宅医療」と「慢性疾患の早期発見・早期治療」という、今後の超高齢社会でますます重要となることが確実視されながらも、これまで包括的に学習できる機会の少なかった2つの分野を重点テーマに据えています。「在宅医療」では、臨床課題や治療技術の基礎・応用などの実践スキルに加えて、チーム医療体制や課題解決、コミュニケーションスキルなど多角的なコンテンツを配信します。「慢性疾患の早期発見・早期治療」では、認知症や脳卒中、糖尿病、虚血性心疾患、骨粗鬆症など医療従事者のニーズの高いコンテンツを中心的に取り上げます。本サービスを受講することで、「在宅医療」と「慢性疾患の早期発見・早期治療」に関する知識を総合的かつ効率的に身につけていただくことを目的としています。

3. 米国で定評のあるグローバルコンテンツと国内で制作した独自コンテンツの2本立ての多彩なコンテンツを提供
グローバルコンテンツは、GEヘルスケアが米国において1992年から提供している約300の生涯学習プログラムのなかから、採用テーマや日本の環境をもとに、米国の医師による説明を内容とする、脳卒中や静脈疾患など選りすぐりの画像診断関連の吹き替えコンテンツを用意。加えて、認知症や心臓疾患、乳房病変、など国内の医療従事者のニーズが高いコンテンツを数多く配信する予定です。

Education Serviceは、昨年11月上旬からGEヘルスケアが米国で提供している生涯学習プログラムを吹き替えた「グローバルコンテンツ」を10件試験配信していますが、このほど、総論から画像診断、薬剤に至る新しいガイドランに対応した骨粗鬆症関連の国内制作コンテンツ3件を新たに加え、本日2月17日(金)から本格サービスをスタートさせます。その後、米国のグローバルコンテンツ、発症から終末期まで各ステージにおける臨床の実態やアミロイドイメージング、薬剤までを解説した認知症コンテンツ、在宅医療のアセスメントから老年医学での臨床課題、緩和医療学、在宅での治療技術や医療エコノミクスと運営に至る包括的な在宅医療コンテンツのリリースや配信先の拡大など、専門の医師の協力を得て順次サービスの拡充を進めていきます。

中長期的には、新たな医療サービスの1つとしてEducation Serviceの事業基盤を確立させるとともに、本サービスを通じて、専門医やかかりつけ医、コメディカルなどの新規顧客開拓を図り、現行の超音波診断装置や心電計などの医療機器事業と組み合わせた総合的な医療ソリューションの提供につなげることを目指します。

*1: ヘルシーマジネーション(healthymagination)は、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、2009年5月にGEが策定したヘルスケアに関する戦略。イノベーションで環境課題の克服を図る「エコマジネーション」(2005年5月導入)に続く中核戦略で、2015年までに60億ドルを投じて、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指しています。詳細は www.healthymagination.com をご参照ください。

*2: Silver to Gold(シルバー・トゥ・ゴールド)は、GEの世界戦略『ヘルシーマジネーション』にもとづき、現在国内で展開している中長期戦略。世界に先駆けて日本が迎える超高齢社会を踏まえ、高齢化に伴う課題を解決するソリューションを総合的に開発・提供することで、高齢世代(シルバー)の生活の質(QOL)を高め、幸せな輝かしい人生(ゴールド)を送れるようにしようというもの。加えて、当社では超高齢社会に適したビジネスモデルを世界に先駆けて日本で創り、この日本発のモデルを日本の後に高齢社会を迎える世界各国に展開することを目指している。

*3: 2011年実施。回答医師数111名。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2012年1月1日現在の社員数は2,050名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起


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