~コンパクト性・携帯性はそのままに、より多くの臨床現場での診断を可能に~
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、 GE ヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:川上潤)は、一本のプローブの両端に深部臓器と表在臓器のそれぞれを描出できる二つの探触子を搭載した2 in 1 (ツー イン ワン)方式プローブ採用のポケット型超音波診断装置「Vscan Dual Probe(ヴィースキャン デュアル プローブ)」を6月9日より販売開始します。本製品は、すでに救急や在宅診療をはじめとする多くの医療現場で利用されているポケット型超音波診断装置「Vscan(ヴィースキャン)1.2」の上位機種であり、2 in 1方式プローブを採用する超音波診断装置として世界初となります。
2010年7月の発売以来、2014年5末までに国内で2,700台を超える販売績を誇る「Vscan」は、「ポケットに入る超音波診断装置」として、救急から災害、在宅などさまざまな医療現場で利用されてきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災では、Vscanを携えた医師が被災地に赴き、妊婦や疾患を抱えた患者を含め避難所で不安を感じていた多くの方々への医療活動に役立てられました。
このような実際の臨床現場での使用経験の中から、表在臓器も描出可能なプローブを求める声が多く寄せられていましたが、その要望に応え、これまでのVscanのコンパクト性を損なわずに新たに開発されたのが「Vscan Dual Probe」です。これによって、頚部や四肢血管など皮膚表面から2~3cmの深さの臓器の描出が可能となりました。本製品の登場により、これまで以上に幅広い臨床現場での使用が可能になり、往診やベッドサイドでの診察はもちろん、時間や場所を選ばない診療実現の一助として活用いただけるようになります。
■「Vscan Dual Probe」の特徴
世界初2 in 1方式プローブの採用
従来2本であるプローブ(深部臓器用と表在臓器用)を1本にまとめたことにより、診察中のプローブの置き換え、付け替えなどの手間を省くことができます。これまで、2本のプローブをつなぐ、より小さなプローブコネクタの研究はされてきましたが、Vscanのような超小型の装置に対応できるものは技術的に困難でした。GEヘルスケアでは、この課題を抜本的に克服するため1本で2役を果たす世界初のデュアルプローブを開発しました。2つの探触子を小さな1本のプローブに収めるため、高級機で採用されている4Dプローブの技術を応用するとともに、新しい素材を積極的に採用するなど、いくつかの技術革新を達成しています。また、この2つの探触子は本体のコントロールパネルで簡単に切り替えることが可能です。
このデュアルプローブの採用により、Vscanが多く使われる在宅、救急、災害などの現場における診療時間を節約し、プローブの紛失・取り落としなどを防いで、コンパクト性・携帯性、操作性といったこれまでのVscanの利点を損なわずに診療が行えるようになります。
浅部スキャン用高周波リニアプローブを搭載し、より幅広い臨床現場で適応可能に
デュアルプローブの表在用には、高周波電子リニアプローブ(3.4-8.0MHz)を採用。これにより、表在血管や前立腺、甲状腺、肺エコー(気胸)などの描出が可能になり、これまでVscanのコンパクト性に注目しながらもご購入いただけなかった診療科の皆さまにもVscanの適応が広がります。
デュアルプローブでも重量436グラムのコンパクト性を実現
Vscan Dual Probeは、デュアルプローブを搭載したにも関わらず、全体で436グラムのコンパクト性を実現しました。Vscan1.2からわずか46グラム増加しただけで、本体の大きさや形状は、現行のVscan 1.2と変わらず、ディスプレイサイズも3.5インチサイズを引き続き採用しています。
■製品概要
| 製品名: | 汎用超音波画像診断装置 Vscan Dual Probe |
| 発売日: | 2014年6月9日 |
| 本体サイズ: | 135 mm(縦)x 73 mm(横)x 28 mm(奥行き) |
| 画面サイズ: | 3.5インチ |
| 重量: | 436g |
| 付属物: | プローブ、ドッキングステーション(USBでPC接続可) |
| バッテリー持続時間: | 60分 |
| 保存・記録: | 4GB microSD・SDHC(最大32GBまで対応) |
| 希望小売価格: | 98万円(税抜き) |
| 初年度国内販売目標: | 500台 |
| 医療機器認証番号: | 第221ABBZX00252000号 |
| 販売名称: | 汎用超音波画像診断装置 Vscan |
| シリーズ名称: | Vscan Dual Probe |
*1 自社調べ
その他、本資料に記載された装置の製品名/薬事販売名称/医療機器認証番号は以下の通り
| 製品名 | 薬事販売名称 | シリーズ名称 | 医療機器認証番号 |
| Vscan | 汎用超音波画像診断装置 Vscan | Vscan 1.1 | 第221ABBZX00252000号 |
| Vscan1.2 | Vscan 1.2 |
"Vscan"は、General Electric Company の登録商標です
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、世界が直面する困難な課題解決に取り組むGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、1982年に設立されました。国内に開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えする、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスをお届けしています。CTやMRI、超音波診断装置などの医療用画像診断から、体内診断薬、細胞解析装置などのライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現を目指します。2014年4月1日現在の社員数は2,100名、国内に本社および54カ所の事業拠点。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 ブランチャード美津子