世界中のライフサイエンス研究者が地域・時間・分野を超えて集い・学び合う場に!
ライフサイエンスの多様化するニーズに応えるソリューションをオンラインで提供
- 充実したサポートの実績から生まれた学習コンテンツをタイムリーに配信 -
GEヘルスケアグループ(以下「GEヘルスケア」)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:川上潤)は本日4月17日(火)、ライフサイエンス(生命科学)研究者向けの総合ソリューションサイト「ライフサイエンスアカデミー」(http://www.lifesciences-ac.com/)を開設します。
ライフサイエンスアカデミーは、1911年のファルマシア創設以来100年以上にわたりライフサイエンスの歴史を創ってきたGEヘルスケアのソリューションプロバイダーとしての豊富な実績をもとに、ライフサイエンスの多様化するニーズに応える総合ソリューションサイト。「学ぶ」「つながる」「創る」「拡げる」をキーワードに、多彩な学習コンテンツやトレーニングプログラムのほか、研究者同士の交流の場を提供し、地域・時間・学問分野を超えたライフサイエンス研究者の成長と技術の発展を支援します。
利用者は本サイトに登録することで、当社が提供する実験技法についてのセミナーや機器トレーニングをはじめ、ライフサイエンス分野の第一線の研究者が作成・監修したトレーニングプログラムなどを受講できるほか、他の研究者との意見交換や交流などソーシャルメディア時代に対応したコミュニケーションが可能となります。また登録者ごとの専用「マイページ」には、セミナーの受講記録やテスト結果などを保存可能で、確実な技術習得をサポートします。
ライフサイエンスアカデミーでは本日から8月末までをプレ開講期間と定め、第一弾として「はじめてのタンパク質精製セミナー」や「はじめての分子間相互作用解析」など、これから研究を始める方向けに開催してきたコンテンツのオンライン配信を開始します。本アカデミーはこのプレ開講期間中に集まった利用者の声などをもとに、各種機能の追加変更、ならびにコンテンツやトレーニングプログラムの拡充を図り、本年9月に本開講する予定です。なお研究者のみならず、当社の販売代理店も本アカデミーを通じて販売員のトレーニングが可能です。その後、英語をはじめとする多言語対応やネットワーキング機能の強化などを順次進め、世界中のライフサイエンス研究者同士が交流し・学び合える場へとライフサイエンスアカデミーを進化させていく予定です。
当社ではこれまでライフサイエンス研究者向けのセミナーやトレーニングを東京や大阪などの大都市を中心に開催してきましたが、日程や開催場所などの関係で参加人数が限られるため、実施回数の増加や地方都市での開催が求められていました。また、大学や企業の研究機関では毎年学生や新人の研修に多くの時間を要していますが、その時間は増大する傾向にあるほか、自身の所属する機関や企業以外の研究者と触れ合う機会が学会以外ではそれほどありませんでした。オンラインでいつでもどこでも学習でき、将来的には世界中の研究者とも交流可能なライフサイエンスアカデミーを開設することで、これらの課題解決を図ります。また、オンラインとオフラインのサービスを柔軟に組み合わせて一段と手厚いサポート体制を構築することで、生命科学の解明や医薬品の開発・研究スピードの加速、ライフサイエンス業界の発展に一段と貢献することを目指します。
このほか当社では本年2月に、国内医療機器メーカー初となる医療従事者向けの包括的なオンライン教育支援サービス「Education Service(エデュケーション・サービス)」を本格開始し、世界に先駆けて日本が迎える超高齢社会で重要性が増す「在宅医療」と認知症や骨粗しょう症などの「慢性疾患の早期発見・早期治療」を主要テーマに、国内の医療ニーズにもとづいて医師の監修を受け制作した「国内コンテンツ」とGEヘルスケアが米国で提供している生涯学習プログラムを吹き替えた「グローバルコンテンツ」を、エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村格)が運営する日本最大級の医療専門サイト「m3.com」(http://www.m3.com/)の20万人以上の医師会員に対して提供しています。
当社は今回のライフサイエンスアカデミーやEducation Serviceといった教育支援サービスに加えて、昨年11月には医療・健康情報の総合コミュニティサイト「healthymagination.jp(ヘルシーマジネーション・ドット・ジェイピー)」(http://www.healthymagination.jp/)を開設するなど現在、医療用画像診断装置やライフサイエンス分野の研究機器のビジネスの枠を超えて、国内の医療・ライフサイエンス分野の発展に寄与する多彩なソリューションの開発を加速させています。当社は今後も、医療機関や製薬メーカー、学会などとの協業を積極的に進め、細胞レベルでの疾病の理解や早期発見、診断と治療の融合に取り組むなど、新たなヘルスケアカンパニーへの進化を加速させていきます。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2012年1月1日現在の社員数は2,050名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp(ライフサイエンス統括本部:www.gelifesciences.co.jp)。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起