あなたの健康法をつぶやいて、がん予防と社会貢献を!
- ツイッターによるがん予防コンペ、優勝国の赤十字社などに2万ドルを寄付 -
~ がん予防につながる健康的なライフスタイルの確立を目指す ~
米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケア(本社:英チャルフォント セントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・ディニーン)は7月31日(日)まで、がん予防につながる健康的なライフスタイルの確立を目指して、全世界でツイッターを利用したキャンペーン「GEt Fit(ゲット・フィット)*1」を開催します。
GEt Fitはヘルスケアに関するGEの世界戦略「ヘルシーマジネーション(healthymagination)*2」の一環として開催するがん予防の啓発キャンペーン。がんの発病リスク低減に役立つと思われる健康法に関するつぶやきを世界各国から募集することで、がん予防に対する意識向上を狙います。本キャンペーンにはツイッターのアカウントがあれば世界中だれでも参加できます。世界6大陸(アジア/欧州/北米/南米/オーストラリア・ニュージランド/中東・アフリカ)でつぶやきの数を争うコンペ形式で、一番多くのつぶやきを獲得した大陸が優勝を手にします。後日この大陸の中から一般投票で1カ国を選び、その国の赤十字社または赤新月社に2万ドル(約160万円)が寄付されます。
世界保健機関(WHO)の付属機関である国際がん研究機関(IARC)によると、がんは心血管疾患に続き世界の死亡原因の第2位で、罹患数は年間約1,270万人、死亡数は同約760万人に上ります*3。日本では、がんは1981年から死因の第1位を占め、2009年の死亡数は34万4,105人、人口10万対死亡率は273.5と総死亡の30.1%を占めます*4。IARCでは、がんによる死亡の約3分の1は予防可能で、適度な質と量の運動ががんの発症リスク低減に役立つと指摘しています*5。
GEが進めるヘルシーマジネーションでは、「より身近で質の高い医療をより多くの人々に」提供することを目指しており、その一環としてがん撲滅活動にも積極的に取り組んでいます。Get Fitキャンペーンはこの取り組みの1つで、確実性の高い実行可能な情報を幅広く伝達することで、世界中の人々ががん予防につながる健康的なライフスタイルを確立できるよう支援します。
なおGEt Fitを開始するにあたり、GEヘルスケアではがんになるリスクを減らすライフスタイル10カ条をまとめました。その中には、「30分以上の運動を週3回続ける」、「適正体重を維持する」、「早期発見が大切」、「ストレスをため込まない」などが含まれています。10カ条の詳細はGEヘルスケアのホームページ( http://newsroom.gehealthcare.com/articles/health-ahead/ )をご参照ください(英語版)。
「GEt Fit」キャンペーン 概要 参加方法: 1. ツイッターのアカウントを持っていない方は、ウェブサイト( http://twitter.com )上で新規登録してアカウントを取得 2. ツイッター上で自分が実践している健康法をつぶやく 3. つぶやきの最後にハッシュタグ「#GetFit_JPN」を必ず入れる 期間:~2011年7月31日(日) |
キャンペーンの途中経過はGEt Fitサイト( http://www.ge.com/getfit/ )上で紹介しています(図1)。
同サイトにアクセスして、中央の[LAUNCH Get Fit]をクリックすると各大陸(アジア/欧州/北米/南米/オーストラリア・ニュージランド/中東・アフリカの6つ)の現在の状況が世界地図上に示されます(図2)。日本はアジア大陸に含まれており、日本に一番近い楕円状のセルをクリックすると、地図がズームアップされます。拡大された地図上で日本の上にカーソルを合わせると現在の日本の順位が分かります。その状態で日本地図をクリックすると、「#GEtFit_JPN」のハッシュタグが付いたつぶやきを閲覧できます(図3)。
色分けされた大陸の上にあるセルの色が各大陸の現在の進捗を表しています(図4)。この色は全部で9色あり、つぶやきが増えるごとにこのセルの色が左のあずき色(risky red)から右の緑色(healthier green)へと順番に変化していきます。最初に一番の右の緑色になった大陸が優勝です。
優勝大陸が決定した後、ウェブサイト上で一般投票を実施し、当該大陸内のどの国を寄付先として選ぶかを決定します。その後、選ばれた国の赤十字社ないし赤新月社に2万ドル(約160万円)が寄付されます。
*1 GEt Fitは「GE」と「Get Fit(健康になる)」を掛けた造語
*2 「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」は、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、2009年5月にGEが策定したヘルスケアに関する戦略。2015年までに60億ドルを投じて、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指しています。ヘルシーマジネーションの詳細は www.healthymagination.com をご参照ください。2010年度のアニュアルレポートもダウンロードいただけます(英語版)。
*3 出典:国際がん研究機関(IARC)「GLOBOCAN 2008」
*4 出典:財団法人がん研究振興財団「がんの統計」(2010年版)「主要死因別粗死亡率年次推移」
*5 出典:国際がん研究機関(IARC)2011年2月4日付プレスリリース「World Cancer Day 2011: New physical activity guidance can help prevent breast, colon cancers」
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2011年4月1日現在の社員数は2,030名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起