地銀向け、動産の価値評価に関するサービス提供を拡大
米GEキャピタルの日本における事業会社で産業金融を手がけるGEフィナンシャルサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:安渕聖司、以下「GE」)は2009年9月17日に、株式会社百十四銀行(本店:香川県高松市、頭取:渡邊智樹)と、動産の価値評価に関するコンサルティング・サービスの業務委託契約を締結しました。百十四銀行は、GEから同サービスの提供を受けることで、顧客が保有する機械設備等を活用し、顧客の様々な資金ニーズに対応し、動産の価値を見極めて行う融資の取組が可能になります。本件は、昨年12月に地方銀行他行と締結した動産コンサルティング・サービスについての業務委託契約に続き、2件目の契約となります。
GEは、工作機械や製造機械などの動産査定において、豊富な経験と高い能力を有しています。これに加え、中古市場のグローバルネットワークを用いた再販能力を活用して、日本全国のお客様向けに中古機械・設備の売買や仲介等のサービスを展開しています。GEは、これまでに培った動産査定、再販の実績およびノウハウを活かし、動産コンサルティング・サービスを地方銀行向けに提供しています。このサービスには、動産の査定・処分、動産担保の選定・モニタリングに関するアドバイス、各行の顧客が保有する遊休資産の流動化コンサルティング等が含まれます。
本サービスを導入することによって銀行は、各行の顧客に対し、従来、担保として活用されていなかった動産を担保に融資を行うことが可能になります。また、GEのノウハウやネットワークを活用することで、動産についての情報提供や動産の売却支援など、顧客支援の幅を広げることができます。
今後GEは、動産コンサルティング・サービスの提供を拡大することで、より多くの銀行と協調関係の強化を図り、地方経済の発展を助けるパートナーになることを目指してまいります。
GEキャピタルについて
米ゼネラルエレクトリックカンパニーで金融事業を行うGEキャピタルは、米国コネチカット州ノーウォークに本拠地を置き、世界中の個人と企業のお客様に向けて様々な金融商品・サービスを展開しています。不動産、設備、在庫品をベースにしたファイナンス、車両管理、運転資金ファイナンス、そして企業買収、リファイナンス、リストラクチャリング向けの資金を企業に提供し、その社数は100万社以上に及びます。個人のお客様も1億3千万名を数え、クレジットカード、ショッピングクレジット、住宅および自動車ローン、パーソナルローン、信用保険を提供しています。
日本においても、リース、車両管理、法人向け融資、不動産ビジネス、個人向け金融の各分野で金融サービスを展開し、2007年には小口リース業の三洋電機クレジット(株)(現 GEフィナンシャルサービス(株))を買収、事業領域を拡大しています。
本件に関するお問い合わせ
GEフィナンシャルサービス株式会社
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日本GE コーポレート・コミュニケーション本部