GEは本日、ウィメンズ・ネットワーク(女性のキャリア上の成長と育成を目指すGEの社内組織)の年次総会にて、将来的に同グループの女性管理職比率を 30%にまで引き上げようとする「GE-Road to 30」の構想を発表しました。GEでは、企業が持続的成長を続けるためには、「ダイバーシティ(多様性)」の推進による優れたリーダー育成が不可欠と考えており、日本においては女性社員をより積極的に管理職に登用することを課題として掲げてきました。今回、数値目標を設定することにより、この人事政策の周知徹底を図るとともに、そのためのアクションプラン「GE-Road to 30」第一弾を発表することにより、それまでの道筋を明確にしました。第一弾では、2007年末までに、日本のGEグループ全体(約8,000名)における女性管理職の割合を現在の8%から20%に増やすことを目標とし、そのための三つの柱=アクションプランを作成しました。具体的な内容は次のとおりです。
これらのアクションプランは人事部門が主導して行いますが、GEグループ女性社員が自ら運営しているネットワーク組織であるウィメンズ・ネットワークと緊密に連携して行われます。ウィメンズ・ネットワークでは、女性の幹部社員候補の育成や仕事と家庭の両立(ワークライフ・フレキシビリティ)などを主要テーマに、優秀女性社員の育成・採用をサポートする活動を行っています。また、事業部を超えた社内ネットワークの構築、各種セミナーの開催、他社との交流による情報交換などを通じて、社員のモチベーションを高め、キャリアに対する啓発に努めています。これらの活動を独自にまたは人事部門と共同で行うことで、目標達成を側面支援します。
個々の条件に応じて、勤務の開始・終了時間に柔軟性を持たせた「FWAフレックス」、一日の労働時間を短縮する「FWA短縮勤務」、1週間の所定労働時間を週4日に圧縮する「コンプレスト・ワーク」、週数日をオフィス以外で勤務することを可能にする「テレワーク」、オフィス以外で週5日勤務が出来る「リモートワーク」の5つのオプションの中から、自由に組み合わせて取得することが可能です。
GEでは、多様性をGEが成長を続けるために欠かせないものと位置付けており、日本においては、長期的な数値目標として、女性管理職率30%の実現を目指しています。この目標に向けた一連のプランを、『GE - Road to 30』と称しています。
ウィメンズ・ネットワークは、女性社員のキャリア上の成長と育成を目指すボランティア組織で、事業部の枠を越えたリーダーとのネットワーキング、様々なセミナーや年次総会の開催など、幅広く活動を行っています。これらの活動はグループ企業間の女性社員の交流を深め、ネットワーク作りのために役立っており、また同じ趣旨のイニシアチブを持つ他社とも情報交換を頻繁に行っています。ウィメンズ・ネットワークの詳細については、こちらをご覧ください。
GEについて
GEは、"imagination at work 想像をカタチにするチカラ"をスローガンに、テクノロジー、メディア、金融サービスという多様な分野で事業展開し、世の中の困難な問題の解決に向けて努力しています。 航空機エンジン、発電、水処理・セキュリティ技術から医療用画像診断装置、企業向け・個人向け金融、メディア、先端素材にわたるまで幅広い商品とサービスを、世界100カ国以上のお客さまに提供しており、約30万人の従業員を擁しています。詳細は、GEのホームページをご覧下さい。 GEは、日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約8,000人を数えます。日本におけるGEの事業・活動等については、当サイトをご覧下さい。
この件に関するお問い合わせ先
日本ゼネラル・エレクトリック(株)広報部
電話:03-3588-9500
日本GE コーポレート・コミュニケーション本部