伊予銀行と第一号の業務委託契約を締結
米ゼネラル・エレクトリック・カンパニーの日本法人で産業金融を手がけるGEフィナンシャルサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:安渕聖司、以下「GE」)は、このほど、機械設備を中心とする動産担保の査定や担保物件の売却などを一括して請け負う、動産コンサルティング・サービスの提供を、主に地方銀行向けに開始しました。新サービスの提供を通じて、全国の地方銀行との協調関係の強化を目指します。
その第一号案件として、 12月26日付で株式会社伊予銀行(本社:愛媛県松山市、頭取:森田浩治)と動産担保の査定や売却等に関して業務委託契約を締結しました。伊予銀行の取引先が保有する機械設備を中心とした動産の評価や査定、物件の売却、および動産担保についての情報提供等を請け負うことになります。
GEは、工作機械や製造機械などの動産査定において、豊富な経験と高い能力を有しています。これに加え、中古市場のグローバルネットワークを用いた再販能力を活用して、日本全国のお客様に中古機械・設備の売買や仲介等のサービスを提供しています。このたび、これまでに培った実績とノウハウを活かし、地方銀行向け動産コンサルティング・サービスの提供を開始しました。この新サービスには、動産担保物件の評価および価格査定、動産担保物件の売却、動産担保物件の保険付保に関するサポート等が含まれます。
本サービスを導入することによって地方銀行は、従来、担保として活用されていなかった機械設備を中心とする動産を担保にして、各行の顧客に融資を提供することが可能になります。また、GEのノウハウやネットワークを活用することで、動産についての情報提供や販売支援など、様々な顧客支援もできるようになります。
今後GEは、動産コンサルティング・サービスの提供を通じて、より多くの地方銀行と協調関係の強化を図り、地方経済の発展を助けるパートナーになることを目指してまいります。
GEの法人金融部門について
GE の法人金融部門は、ゼネラル・エレクトリック(GE)で最大の成長率を誇る事業部門のひとつです。世界35カ国以上で融資、グロースキャピタル、コミットメントライン(極度貸付)、各種設備リース、キャッシュフロー・プログラム、資産担保投資などのサービスを提供し、お客様のビジネスの成長を支援しています。ヘルスケア、製造、車両管理、通信、建設、エネルギー、航空、インフラ、設備など、幅広い業種を対象としています。総資産は3,350億ドル(約35 兆円)を超え、米国コネチカット州ノーウォークを本拠地としています。日本においても、リース、フリート(車両管理)、法人向け融資、医療機関向けファイナンス、不動産ビジネスの各分野で成長を続けており、2007年5月には小口リース業の三洋電機クレジット(株) (現 GE三洋クレジット(株))を買収、事業領域を拡大しています。
日本GE コーポレート・コミュニケーション本部