国内中小企業とのコラボレーションを模索
GE(本社:米国コネチカット州フェアフィールド)は、日本企業33社を招き、技術フォーラム「ジャパン・テクノロジー・フォーラム(Japan Technology Forum)」を10月9日(火)に開催しました。省エネルギーやバイオテクノロジーなど、先端テクノロジー5分野の研究・開発における日本企業との戦略的な提携を図るために行われるものです。
GEでは、世界で最も偉大な発明家の一人であり、同社創設者でもあるエジソンの時代から、絶えず技術革新を続けてきた『技術に基づく企業』です。そして、新興市場の成長、高齢化、および地球温暖化などの世界情勢から、今後の成長が見込まれるヘルスケアやインフラストラクチャーなどの産業分野における市場機会の増大を見込んでおり、これまで以上に積極的なテクノロジーへの投資を計画しています。
「投資を新たな成長へ」という戦略の一環として、GEでは、日本企業の技術力に注目しており、自社の多様性に富んだテクノロジーを最大限活用し、相互にシナジー効果を実現するコラボレーションを模索しています。
GEでは、『学ぶ』文化を重視しており、これまでもトヨタから学んだ生産システムから『Lean』をとりいれるなど、日本企業からも多くのことを学んできました。また、日本の環境技術や、高品質・高コスト効率・スピードを実現する生産システムなどにも注目しています。
同フォーラム出席のため来日したGEグローバル・リサーチ(GEの研究開発の中核を担う、本部:米国ニューヨーク州ニスカユナ)所長のマーク・リトルは次のように述べています。
「今回のテクノロジー・フォーラムには、多種多様な技術を持つ33社もの素晴らしい日本企業の皆さんに参加いただけたことを大変嬉しく思います。日本が世界において最も技術革新力に富んだ国の一つであることは明らかです。我々は、そうした素晴らしい技術力を誇る日本企業の皆さんとより深い関係を築いていくことを望んでおり、お互いが良きパートナーとなれる方法を模索しています。」
フォーラムの開催に先立ち、先端テクノロジー5分野 【(1)素材(2)省エネルギー技術(3)エレクトロニクス(4)製造・プロセス技術 (5)ヘルスケア・バイオテクノロジー】の中で優れたテクノロジーを持つ日本企業から、革新的な技術や製品を広く公募し、その後、GEグローバル・リサーチを中心としたプロジェクトチームによる審査が行われました。
フォーラム会場では、同社の産業事業分野を中心とした各事業部門の担当者やGEグローバル・リサーチの先端技術責任者を含む世界各国から集った20名超の研究者などが出席し、参加する日本企業との新たな連携に向けた具体的な話し合い等が行われました。
GEでは、今回の試みが、自社の新たな成長だけではなく、お客さま、パートナー、および日本の産業界にとって有益な成果に結びつき、それらが先端技術開発や応用製品の市場投入などの加速につながることを期待しています。
GEについて
GEは、『imagination at work 想像をカタチにするチカラ』をスローガンに、テクノロジー、メディア、金融サービスという多様な分野で事業展開し、世の中の困難な問題の解決に向けて努力しています。航空機エンジン、発電、水処理・セキュリティ技術から医療用画像診断装置、企業向け・個人向け金融、メディア、にわたる幅広い商品とサービスを、世界100カ国以上のお客さまに提供しており、約30万人の従業員を擁しています。詳細は、GEのホームページをご覧下さい。GEは、日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約8,000人を数えます。日本におけるGEの事業・活動等については、 www.ge.comをご覧下さい。
【別添資料(1)】
GEグローバル・リサーチおよび、日本企業とのパートナーシップについて
同フォーラムを主導するGEグローバル・リサーチは、米国で最初の工業研究所であり、世界有数の多様性に富んだ研究開発センターの1つで、GEの全ての事業部門と協力し、世界に革新的なテクノロジーを供給しています。
GEグローバル・リサーチは100年以上にわたり、GEのテクノロジーの中核として、医療画像、発電、航空機エンジン、先進材料や照明などを含む様々な分野における革新的な技術を開発してきました。全世界のGE技術関係者27,000人の約1割にあたる約2,700人の研究者が研究開発活動に携わっており、GEの技術投資は57億ドルに及びます。
GEグローバル・リサーチはニューヨーク州ニスカユナに本部を置き、インドのバンガロール、中国の上海、ドイツのミュンヘンにも研究開発拠点を設立しています。
また、近年では、以下の日本企業と共同研究に関する提携を発表しています。
* GEグローバル・リサーチの詳細については、 www.ge.com(英語)をご覧下さい。
【別添資料(2)】
「ジャパン・テクノロジー・フォーラム」 対象技術分野
対象-分野技術ニーズ
素材
- ナノテクノロジー を活用した素材 (金属、複合材、磁石)
- 複合材、炭素繊維、複合材の製造
- 水・気体・バイオマテリアルの分離膜
- 磁性材料および形状記憶合金
- 素材の修復・再生
- 光データ記憶用素材
省エネルギー技術
- 電灯、バラスト、スイッチギア、サーキットブレーカ、リレー、変圧器
- ガス化、クリーン・コール 、 脱硫
- エネルギー貯蔵、大容量バッテリー
- 光起電・ソーラーによる環境発電
- バイオマス・触媒・酵素によるセルロース分解
- 触媒反応による合成ディーゼル・合成ガスの製造
- 二酸化炭素の捕獲・隔離
- 高水素濃度燃料・プラズマ燃焼
- 廃棄物のガス化
エレクトロニクス
- MEMSセンサー
- ワイドバンドギャップ材料、SiC、GaN、ダイヤモンド
- 高温エレクトロニクス
- エレクトロニクス材料(絶縁体・誘電体)
- ヘルスケア関連の小型化・無線通信技術
製造・プロセス技術
- 水、気体、バイオマテリアルの分離プロセス
- 小型X線源
- レーザー技術
ヘルスケア・バイオテクノロジー
- 在宅ケアとモニタリング
- 低侵襲的画像診断および治療
- デジタル病理学、デジタル手術、デジタル内視鏡
- バイオチップ、バイオセンサー
- サンプル調整・精製用のマイクロ流路
- 化学センシング、バイオセンシング
- RFIDタグ
- ゲノミクスおよびプロテオミクスベースのドラッグディスカバリーツール
- コンピュテーショナルバイオロジーと臨床薬理モデリング
参加企業一覧(順不同)
1 株式会社アメニテックス
2 株式会社イオックス
3 株式会社イオン工学研究所
4 株式会社Ingen MSL
5 エフアイエス株式会社
6 株式会社エフイーシー
7 株式会社エフェクター細胞研究所
8 オプテックス株式会社
9 株式会社オプトニクス精密
10 クラスターテクノロジー株式会社
11 株式会社サンエスオプティック
12 サンエー電気株式会社
13 株式会社セルシード
14 株式会社ナノ・キューブ・ジャパン
15 ナミックス株式会社
16 株式会社ニチダイ
17 株式会社谷口金属熱処理工業所
18 ニューブレクス株式会社
19 株式会社パワーシステム
20 フィガロ技研 株式会社
21 ホソカワミクロン株式会社
22 株式会社マルイ
23 株式会社 住田光学ガラス
24 株式会社化繊ノズル製作所
25 大和合金株式会社
26 尾池工業株式会社
27 株式会社技術開発総合研究所
28 株式会社日本セラテック
29 東北電子産業株式会社
30 株式会社 樹研工業
31 秩父電子株式会社
32 株式会社 篠崎製作所
33 株式会社耐熱性酵素研究所
日本GE コーポレート・コミュニケーション本部