- 神栖バイオマス発電所は、GEの再生可能エネルギーの為の発電システムによりバイオマス専焼で信頼性の高い50MWの電力を発電
- GEスティームパワーは、日立造船向けに蒸気タービン発電機、ボイラ及び環境装置を統合した発電パッケージを提供
- GEの100年に及ぶ実績に基づき、多様な燃料に対応した効率的で信頼性の高いスティーム発電技術を提供
【スイス・バーデン2020年2月5日】GE（NYSE:GE）は本日、高効率神栖バイオマス発電所向けに再生可能エネルギー発電の技術を提供することを発表しました。GEスティームパワーは、本プロジェクトの設計・調達・建設（EPC）請負者である日立造船との契約により、蒸気タービン発電機だけでなくボイラ及び環境装置を統合した発電パッケージを提供し、このプロジェクト向けに発電ブロックの主要機器全てを設計、製造、供給します。
神栖バイオマス発電所は茨城県神栖市に位置し、送電網に50メガワット（MW）の信頼性の高い電力を供給するためPKSや木質ペレットから成るバイオマス燃料を100%使用する予定です。発電所にはGE製の低NOx循環流動床（CFB）ボイラ、高効率煤塵除去ファブリックフィルター、再熱式蒸気タービン、並びに発電機が設置されます。
GEスティームパワーのCEO、マイケル・ケローレは次のように述べています。「GEスティームパワーの神栖バイオマス発電プロジェクトへの参加は、炭素使用量の低減に向け実証に裏付けされたスティーム発電技術を利用し、バイオマスなどのより再生可能となる燃料の使用を後押ししたいというコミットメントを示すものです。世界中の発電所にスティーム発電の技術とプロジェクト管理のノウハウを提供してきた実績にもとづき、日立造船が高効率で信頼性の高い低炭素発電を実現する目標の達成にGEの製品が貢献します」
当発電所は2023年7月に商業運転開始の予定です。
GEスティームパワーについて
GEスティームパワーは、原子力、石炭、石油、バイオマス、太陽光、廃棄物などの多様な燃料を活用する新設・既存の発電所において利用可能な幅広い技術を活用し、お客様のよりクリーンな発電目標の達成を支援しています。世界の蒸気タービン容量の30%、原子力発電所向けの世界の蒸気タービンの50%、世界のボイラの30%を超える供給量を誇るスティーム発電業界のNo.1企業として、GEスティームパワーの技術はスティーム発電所の信頼性、省コスト性、柔軟性、環境への影響を最適化するソリューションを世界に提供しています。
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