周囲のサポートで、妊娠・出産・子育ての喜びを十分に味わい、楽しめる環境作りを
GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社(本社:東京都日野市、社長:三谷宏幸)が主催した「第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞」の大賞に、京都府京都市在住の佐藤 美咲さん(26歳)の作品、「あたたかいお産、楽しい子育てを支えよう」が選出されました。
同エッセイ大賞の本年の募集テーマは「出生率1.25~少子化をどう考えますか」。同受賞作は、現在社会に蔓延している「妊娠、出産、子育てへのネガティブなイメージ」こそ、出生率が上がらない理由の一因と指摘し、その解決には夫や家族をはじめとする周囲の人たちの暖かい対応とサポートが不可欠であると述べています。「周囲の支援により、母親は妊娠、出産、子育ての喜びを十分に味わうことができるようになり、子育てを楽しむ人が増えることで、結婚、出産を願う女性が社会全体に増える」と、出産の現場に携わる助産師の視点から、「母親達が子育てを楽しめる環境作り」の必要性をのびやかに提言している作品です。
第5回から審査員を務める作家の渡辺淳一氏は、「お産の素晴らしさと、子育ての楽しさを強調し、出産という生命の根源的なものへの賛歌が息づいている前向きで爽やかなエッセイである」と、佐藤さんの大賞受賞作品を賞賛しています。
本年の「第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞」は前述のテーマ「出生率1.25~少子化をどう考えますか」のもとに募集を行い、国内外の13歳から81 歳までの幅広い年代層から、計335編の応募を集めました。男性からの応募も約30%にのぼり、日本における「少子化」に対する意識の高さを表す結果となりました。
大賞の発表:11月27日発売『AERA』誌上にて全文掲載
GE横河メディカルシステム(株)ホームページに掲載
第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞 選考結果
大賞(1名) 佐藤 美咲 26歳・助産師
作品タイトル:
「あたたかいお産、楽しい子育てを支えよう」
作品要約:
出生率がのびない原因は、社会に広がっている妊娠、出産、子育てへのネガティブなイメージが一因と指摘。 医療関係者、家族をはじめとした周りの人たちの温かいサポートを通して、母親が妊娠、出産、子育ての喜びを十分に味わい、子育てを楽しめる環境作りへの提言を、出産の現場に携わる助産師の視点からのびやかに提言している。
審査員講評:
本エッセイ大賞は、1987年に横河メディカルシステム(現GE横河メディカルシステム)の創立5周年を記念した「第1回YMS学生論文大賞」として開始以来、広く一般から医療・時事テーマについて提言を募り社会に還元することで、医療・健康・福祉・社会・人生などの問題に対する関心を喚起することを目的として実施されてきました。2004年度まで「GE横河メディカル・Essay大賞」の名で親しまれ、第17回・18回は「乳がん」にテーマを絞って開催し、多くの貴重な提言をいただきました。昨年度より名称を「GEヘルスケア・エッセイ大賞」に変更し、ヘルスケア関連の問題をテーマに設定することで、潜在・顕在化している医療問題への関心を広く喚起することを目的としています。 GE横河メディカルシステム株式会社は、本エッセイ大賞を通じて「我々は患者さんのために最善を尽くすことに誇りを持つ」の企業理念に則り、広く人々の健康に貢献することを目指します。
お問い合わせ先
GE 横河メディカルシステム株式会社
広報グループ・松井
Tel:042-585-9249
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インターネットホームページ: www.gehealthcare.co.jp
日本GE コーポレート・コミュニケーション本部