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Press Release

第19回geヘルスケア・エッセイ大賞 表彰式・寄付金贈呈式を開催

December 25, 2006

大賞受賞者 佐藤 美咲さんが「いのち語り隊」に賞金50万円を寄付

第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞表彰式・寄付金贈呈式

GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム株式会社(略称:GEYMS、本社:東京都日野市、社長:三谷宏幸)は当社主催の「第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞」の表彰式を、12月15日(金)、GE横河メディカルシステム日野本社において開催いたしました。

表彰式には「第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞」の大賞受賞者である佐藤 美咲さんi京都府京都市在住)、および優秀賞受賞者の川崎 ひとみさん(新潟県三条市在住)の受賞を祝って、第5回から当エッセイ大賞の最終審査員を務める作家の渡辺 淳一氏をはじめ、審査員、協賛企業各社代表者、報道関係者、GE横河メディカルシステム社員など、総勢約100名が出席して開催されました。

表彰式では、大賞受賞者の佐藤 美咲さんと優秀賞受賞者の川崎 ひとみさんに表彰盾と賞金が贈呈されました。佐藤さんは「子育てを楽しんでいる方には、その楽しさを多くの人と共有して、子育てで悩んでいる方には、サポートが得られるまで諦めずに求め続けて、と伝えたいです。」、また川崎さんは「エッセイは姪に贈るつもりで書きました。その贈り物に、優秀賞というりっぱなリボンをつけていただいたようで、本当に嬉しく思います。ありがとうございました。」と、それぞれ受賞の喜びを語っています。

表彰式ではさらに社員ボランティア3名による大賞作品の朗読が行われ、朗読に引き続き聖路加国際病院の小児科医長 草川 功先生による講演が行われました。「周産期あれこれ、小児科医の立場から」と題した講演では、現在日本では周産期が若年化と高齢化の二極化に進んでいるとして、それぞれの現状や背景についてお話をいただきました。現場における具体例などを踏まえた大変興味深いお話に、参加者は大きく頷きながら真剣に耳を傾けていました。

会場では表彰式に続いて寄付金贈呈式が開催されました。当エッセイ大賞では「大賞賞金100万円のうち半額の50万円を受賞者本人が指定する医療福祉関連施設・団体・機関に寄付する」という規定を設けており、今回大賞に輝いた佐藤 美咲さんが、子供たちにいのちの大切さを伝える講演活動を行っている「いのち語り隊」(本部:神戸市北区、代表:永原 郁子)を寄付先に選定し、50万円を同団体に寄付しました。

寄付先の「いのち語り隊」は、「マナ助産院」の院長である永原 郁子院長を代表とした助産師と子供を持つ母親の有志による団体です。同団体は、命に直接携わる助産師が有志のメンバーと共に小中高の学校に出向いて、視聴覚教材や体験教材を用いながら子どもたちに「いのち」の大切さを語る講演活動、「いのちの教室」を実施しています。年間約80回にのぼる同教室は、正しい性の知識を伝えることで自らの「性」と「いのち」、また他人の「性」と「いのち」を大切にする気持ちを育むことを目的としています。子ども達の、自分や他人の命を大事にする気持ちを育てることで、将来、責任を持って慈しんで子育てをする大人を育てることにつなげようと、まさに佐藤さんの提言である「あたたかいお産、楽しい子育て」支援を実践している団体です。

今回の寄付について、寄付金贈呈者の佐藤さんと、寄付金贈呈先のいのち語り隊代表の永原 郁子院長は下記のようにコメントを寄せています。

(寄付金贈呈者:第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞 大賞受賞者 佐藤 美咲さんコメント)私がマナ助産院の「命語り隊」を寄付先に選んだのは、私のエッセイの主旨である「あたたかいお産、楽しい子育て」支援を実践している団体だからです。「命語り隊」の素晴らしいところは、助産師だけでなく、マナ助産院でお産をして、愛情溢れるケアを受けて自己肯定感の高まったお母さん達が大勢参加していることです。「命語り隊」は新しい命がこの世に生まれてくる奇跡、喜び、命を大切にするとはどういうことか、そして何より、「あなたはあなたのままでいいんだよ、生きている価値があるんだよ」というメッセージを送り続けています。自分の命を大切に思えたら、人の命も大切にします。皆が命や身体を大切に思えたら、子供達の性行動の低年齢化を防ぐことができ、不妊の原因となりうる性感染症や人工妊娠中絶が減少します。皆が宿った命と真剣に向き合い、大切に大切に育んでいくでしょう。大切に育てられた子はいきいきと輝きますから、親は子育てが楽しくなり、また子を生みたいと思うでしょう。このような正のスパイラルが、日本全国に広まって行くことが、真の少子化対策につながるのではないかと思います。

(寄付金贈呈先:いのち語り隊 代表 永原 郁子さんコメント)「GEヘルスケア・エッセイ大賞」におきまして、佐藤美咲さんが大賞を受賞されたことをお聞きして、「命語り隊」のメンバー一同、大きな喜びをいただきました。「命語り隊」は助産師を中心に子育て中のママたちと一緒に子どもたちに「命と性の大切さ」を伝える活動をしています。幼稚園から大学生、大人の方々まで年齢に合わせて視聴覚やお話を用意して出かけます。子どもたちが自分の命も他の人の命も大切であることを感じ取り、しっかりとした生き方を選択できるようにという願いを込めて年間約80か所の講演に出かけます。

助産師は母性、父性、家族を扱う専門家として現代が抱えている「性」「命」そして佐藤さんが取り上げられた「少子化」などの問題の鍵を握る職業の一つであります。佐藤さんが書かれた「あたたかいお産、楽しい子育てを支えよう」はまさしく少子化対策の本質に迫っているのではないでしょうか。この受賞に心から拍手を送りたいと思います。そしていただきました寄付金を今後の活動に大いに役立てさせていただきます。心からお礼申し上げます。

本エッセイ大賞は、1987年に横河メディカルシステム(現GE横河メディカルシステム)の創立5周年を記念した「第1回YMS学生論文大賞」として開始以来、広く一般から医療・時事テーマについて提言を募り社会に還元することで、医療・健康・福祉・社会・人生などの問題に対する関心を喚起することを目的として実施されてきました。2004年度まで「GE横河メディカル・Essay大賞」の名で親しまれ、第17回・18回は「乳がん」にテーマを絞って開催し、多くの貴重な提言をいただきました。昨年度より名称を「GEヘルスケア・エッセイ大賞」に変更し、ヘルスケア関連の問題をテーマに設定することで、潜在・顕在化している医療問題への関心を広く喚起することを目的としています。

第19回目を迎えた本年は、「出生率1.25~少子化をどう考えますか」をテーマに募集を行い、国内外の13歳から81歳までの幅広い年代層から寄せられた計335編の力作の中から、大賞1編、優秀賞1編が選出されました。選考結果および大賞作品に関するニュースリリースは、 弊社ホームページにてご覧いただけます

GE横河メディカルシステム株式会社は、本エッセイ大賞を通じて「我々は患者さんのために最善を尽くすことに誇りを持つ」の企業理念に則り、広く人々の健康に貢献することを目指します。

「第19回GEヘルスケア・エッセイ大賞表彰式・寄付金贈呈式」受賞者、来賓の詳細は添付をご覧下さい。

日本GE コーポレート・コミュニケーション本部


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