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Press Release

【GE ヘルスケア調査】日本人の健康習慣に対する意識の低さが明らかに

August 08, 2013

6割以上の人が"不健康な生活習慣"と"乳がん発症リスク"は関連がないと回答

GEヘルスケア(本社:英チャルフォントセントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・ディニーン)は、世界全8カ国8,348人を対象に健康管理と生活習慣に関する意識調査「#GetFit Healthcare & Lifestyle」を実施し、その結果を発表しました(調査概要は下記参照)。

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、社長:川上潤)は、同調査の結果から日本に関する項目を抽出し、海外の結果との比較を行いました。その結果、日本人の健康習慣に対する意識が海外に比べて低いという事実が浮き彫りになりました。

グローバルを通じて乳がんに対する認識の低さが顕著に
日本人では、不健康な生活習慣が乳がん発症リスクを高めるという認識がない人66%
「アルコールの過剰摂取」、「喫煙」、「偏食による栄養不良」、「運動不足」の中からがんの発症リスクを高めていると思う要因について質問したところ、全世界を通じてこれらの不健康な生活習慣と肺がん、結腸がん、肝がんが関連しているという回答が多く得られた一方で、乳がんに関しては、生活習慣とは関連が無いと思っている人が多く見られました(図1参照)。

図1 【Q】悪い生活習慣はがんの発症リスクを高めていると思う?-がんの種類別各国の回答
中でも日本人は、乳がん発症リスクを高めていると思う項目の内、「飲酒」と回答した人が8%、「運動不足」が12%、「喫煙」が16%、「偏食」が22%と全体的に少ない上、「該当なし」と答えた人が66%にものぼりました(図2参照)。

図2 【Q】がんの発症リスクを高めていると思う生活習慣は?-日本人の回答
この数値はドイツに次いで高い数字であり、不健康な生活習慣と乳がん発症リスクの関連性についての知識が不足していることが分かりました(図3参照)。

図3 【Q】不健康な生活習慣は乳がんの発症リスクに影響を及ぼさないと思う-各国の回答
自己検診や運動習慣への意識の低さ、日本は調査対象国中で最低の結果に
健康維持のために行う行動の理想的な頻度を問う質問(注1)において、しこりや異物がないかを調べる自己検診に関しては、通常医師が推奨する「月1回以上」と答えた日本人はわずか7%であり、調査対象国中最低の水準でした(図4参照)。

図4 【Q】どれくらいの頻度でしこりや異物がないかの自己検診を実施するのが理想的だと思いますか?
また「20分間の激しい運動」をどの程度するのが理想的だと思うかという質問では、日本と中国を除くすべての国で70%以上の人が「週1回」と答えているのに対して、日本で同回答をした人はわずか32%であり、理想的な運動の頻度が「分からない」と回答した人も27%にのぼりました(図5参照)。

図5 【Q】どれくらいの頻度で20分間の激しい運動を実施するのが理想的だと思いますか?

(注1) 健康維持のための行動の理想的な頻度を問う質問:
「医者に行く」、「しこりや異物がないかの自己検診」、「20分間の激しい運動」、
「血圧検査」、「コレステロール検査」の5項目に対して、「週1回」、「月1回」、「半年に1回」、
「年1回」、「年1回以下」、「わからない」のうちから回答。

この結果から、通院や、血圧測定、コレステロールチェック等の機器を使ったチェックは他国と変わらない水準で実施している半面、日本人は日常で最も気軽にできる、身体の自己検診や運動への関心が低いことが分かりました。

約半数が不健康な生活がやめられない理由を「知識・情報不足」と認識
がん発症のリスクを高めるような不健康な生活習慣が辞められない理由として、「中毒」「怠慢」「知識・情報不足」「金銭的理由」「専門家のサポート不足」の中で最もあてはまる3つを回答する質問に対しては、1位の「中毒」に続いて46%の人が「知識・情報不足」と回答(図6参照)。積極的な知識・情報提供によって生活習慣の改善の可能性があることが示唆されました。

図6 【Q】不健康な生活習慣を止められない理由は何ですか?
「#GetFit Healthcare & Lifestyle」では、他にも「健康な生活について誰から最も影響をうけるのか」等、計5つの項目についての調査を実施しています。
結果の詳細(PDF)は、こちらからダウンロードしていただけます。

「#GetFit Healthcare & Lifestyle」調査概要
○調査対象国:イギリス、フランス、ドイツ、トルコ、アメリカ、ブラジル、日本、中国の計8カ国
○サンプル数:上記国順に準じて1,019、1,057、1,051 、1,008 、1,059 、1,072 、1,034 、1,048 の
計8,348人
○調査方法 :インターネット調査
○調査期間 :2013年5月31日(金)~6月5日(水)
○調査実施元:GEヘルスケア

*本調査のグローバル版リリースはこちらをご参照下さい。
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず『GEヘルスケア調べ』とご明記ください。

がんに対するGEヘルスケアの取り組み
<#GetFitキャンペーン>
今回の調査は、受賞歴もあるGEヘルスケアのがん予防に関する年次のグローバル啓発キャンペーン「#GetFitキャンペーン」の一環として行われたものです。がん発症の可能性を減らす手助けになる健康的な習慣を推し進めるため、世界中の人々と結びつくことが出来るインスタグラムや中国のシナウェイボ、ツイッターなどのソーシャルメディア手段を活用した、参加型のキャンペーンとして実施されました。
期間:2013年5月28日(火)~7月9日(火)
URL:http://www.ge-getfit.com

<社員への乳がん受診推進活動>
GEヘルスケア・ジャパンでは、2000年より日本の乳がん啓発活動への取り組みを開始、全国各地でのウォークイベントへの参加や社員向けのセミナーを開催するなど、検診率向上のための活動を続けています。また、社員の乳がん検診の受診機会拡充にも取り組んでおり、2005年度から30歳以上の全女性社員の乳がん検診を会社と健保による負担にしたほか、毎年、本社前にマンモグラフィ検診車をアレンジし、就業時間内に手軽に受診できる環境を整えています。その結果、2011年度の対象社員のマンモグラフィ検診受診率はこの数年60%前後を記録、国内全体の23.8%をはるかに超える受診率を達成しています。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。
2013年4月1日現在の社員数は2,100名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部:www.gelifesciences.co.jp)。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 ブランチャード美津子


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