Skip to main content
Press Release

エネルギー転換を促進するための ガス火力発電と再生可能エネルギーの役割について GEがホワイトペーパーを発表

October 04, 2021
  • 今回のホワイトペーパーでは、日本政府が表明した2050年カーボンニュートラル達成と、電力の安定的かつ経済的な供給の2つをどのように両立させるべきかについて述べています
  • 特に注目しているのは、これからの日本のエネルギーミックスにおいて再生可能エネルギーの割合を高めていくにはガス火力発電でバランスを取る必要があるという点です
  • さらに、日本がこれから脱炭素化を進めるなかで有効な策である水素活用およびCCUS(二酸化炭素回収・有効利用・貯留)への更なる投資も必要である点も提言しています

【東京:2021年10月5日】 日本政府が2050年までのカーボンニュートラル達成という目標を表明したことを受けて、GEは本日、ホワイトペーパー『日本における低炭素発電の実現に向けて』を発表しました。GEは提言として、日本の電力需要に応えるために再生可能エネルギーとガス火力発電の組み合わせがいかに必要かを述べています。本ホワイトペーパーは第6次エネルギー基本計画が今年秋に取りまとめられることを念頭に作成されました。新しいエネルギー基本計画の素案では、2030年のエネルギーミックスの更なる多様化や再生可能エネルギーの導入増加、原発の再稼働および水素やアンモニアの活用が盛り込まれています。また、化石燃料の効率的な利用や省エネの促進にも触れています。

GE Gas Power Asia PacificのCEOであるラメシュ・シンガラム(Ramesh Singaram)は次のように述べています。「日本政府がエネルギーミックスの多様化を目指すことを明らかにしたことを私たちはとても好意的に受けとめています。これまでの10年間、世界では再生可能エネルギーが急成長する一方で、東日本大震災以降の日本では化石燃料への依存が避けられませんでした。しかしながら、エネルギーミックスの多様化によって、低炭素テクノロジーの活用が促進され、様々な規制や障壁の低減が進み、またエネルギー産業界全体の技術力向上をもたらし、日本が掲げる2050年カーボンニュートラルの目標達成に寄与すると考えています。」

日本の発電用燃料は化石燃料の割合が高く、927TWhの発電容量のうち天然ガスと石炭が全体の3分の2を占めています。また、エネルギー政策として3E+S(※)とカーボンニュートラル(脱炭素化)を掲げる日本では、今後数十年間に再生可能エネルギーへの投資が増える見込みです。しかし、再生可能エネルギーを大規模に導入するためには、供給力が一定ではないという再エネの特徴に対応する手立てが欠かせないとGEは考えます。この点は送配電網の安定性にも影響があり、特に九州や東北、北海道といった地域では幹線の増強が必要になるでしょう。

※3E+S:エネルギーの自給率(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)および安全性(Safety)

GEガスパワー・ジャパンの戸村泰二プレジデントは次のように述べています。「効率的な発電方法であるガス火力発電への投資は、供給安定性を確保する上でも、再生可能エネルギーを電力源に導入する上でも非常に重要です。ガス火力発電は必要な時に、また天候に左右されずに、数分間から数週間まで必要な期間安定して電力を供給できます。ガス火力発電の平均的な信頼容量は84%になります。電力の需給バランスを保つために、また電力システムの安定性を確保するためには、供給量の変化が起こりやすい再生可能エネルギーに対するバックアップとなる天然ガス火力発電所や蓄電設備などが不可欠なのです。」

本ホワイトペーパーではさらに、老朽化した火力発電所をより効率の高いものに換えて効率性を向上することの重要性を取り上げるとともに、水素をガスタービンの燃料に用いることや、脱炭素化を促進しCO2のロックイン(固定化)を避ける手立てとしてCCUS(CO2の回収、有効活用、貯留)技術を活用することも取り上げています。また、新しいエネルギー政策では、将来的な座礁資産にしないためにも、ガス火力発電所建設の際はCCUS導入のための準備をしておくことが大切であるとされています。

また、戸村プレジデントは次のように述べています。「日本の低炭素化において水素は中心的役割を期待されています。日本は水素に関する国家戦略を最初に導入した国のひとつでもあるからです。私たちは先日、パートナーと覚書を締結し、アンモニア発電ロードマップの共同開発に取り組むことを発表しました。これは、国内で稼働中のガスタービンから排出されるCO2を削減することを可能にします。さらに、GEは同業他社に比べて水素と関連する低BTU燃料を組み合わせる発電事業を100以上のユニットで800万時間以上行った運転実績があります。私たちはパートナーと協力して、水素を天然ガスと比べてコスト競争力のあるエネルギー源にしようという政府の目標をサポートできることを嬉しく思っています。」

 

ホワイトペーパー『日本における低炭素発電の実現に向けて』についてはこちらからご覧ください。

https://www.gereports.jp/wp-content/uploads/2021/10/GE-Japan-Building-a-low-carbon-power-society.pdf

###

 

本件に関するお問合せ先:

GEジャパン株式会社 広報担当

[email protected]


business unit