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Press Release

東北地方でのpet検査普及促進を図るため、9番目のpetラボを開設

May 19, 2006

日本メジフィジックス株式会社(本社:兵庫県西宮市 社長:三上信可)は、ポジトロン断層撮影 注)(PET検査)用放射性医薬品の供給範囲を東北地方に拡大するため、新たな製造拠点「東北ラボ」を開設することとしましたのでお知らせします。

当社は、全国8ヶ所(北海道札幌市、東京都江東区、神奈川県小田原市、愛知県豊田市、京都府八幡市、兵庫県神戸市、岡山県岡山市、福岡県久留米市)に開設したPETラボで製造するPET検査用放射性医薬品「FDGスキャン®注(一般名:フルデオキシグルコース(18F))」と、共同開発者である財団法人先端医学薬学研究センター(石川県羽咋市)が製造する「FDGスキャン®-MP注」を、2005年より周辺地域の医療機関に供給しております。しかしながら、当該医薬品に使用される放射性同位元素(18F)の半減期が約2時間と非常に短いため、既存のラボからは東北地方への供給ができない状況にありました。

より広い地域においてPET検査が医療に活用されるよう、当社は東北地方での新たな拠点の開設を鋭意検討、調査してきましたが、このたび以下のとおりラボを開設することとしました。

新たに開設する東北ラボを含め、共同開発者施設とあわせて計10箇所になった拠点から、当社はわが国で初めて承認されたPET検査用放射性医薬品を安定的に医療現場に供給することにより、増大する医療ニーズに応え、PET検査の普及促進を通して患者様の健康増進に貢献してまいります。

日本メジフィジックス株式会社は、住友化学株式会社とGEヘルスケア・リミテッド(英国)の合弁企業で、放射性医薬品のトップメーカーです。

注) 悪性腫瘍の早期診断等に有用とされるPET検査は、放射線を放出する微量の薬剤を患者様に注射し、薬剤が病気の患部に集まる様子を体外から撮影することにより、病気の状態を診断する画期的な画像検査法です。わが国において、悪性腫瘍をはじめとする生活習慣病は近年増加傾向にあり、PET検査に対する医療ニーズは近年急速に高まりつつありました。2005年7月に18FDGが医薬品として承認され、9月には健康保険も適用となったことを受け、当社による18FDGの製造供給が本格稼動したことにより、PET検査のさらなる普及が促進されると期待されます。

日本GE コーポレート・コミュニケーション本部


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