Skip to main content
×

GE.com has been updated to serve our three go-forward companies.

Please visit these standalone sites for more information

GE Aerospace | GE Vernova | GE HealthCare 

Press Release

Ge日立ニュークリア・エナジーの第3世代原子炉の設計認証更新申請をnrcが公式に受理

February 24, 2011

※本文は、2月23日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳です。

【ノースカロライナ州ウィルミントン 2011年2月23日】
GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)の改良型沸騰水型原子炉(ABWR)に関する設計認証の更新申請が、本日、米国原子力規制委員会(NRC)に正式に受理されたことを発表しました。これにより、NRCは更新の審査を正式に開始することになります。

GEHは昨年12月、2012年6月に有効期限が切れる既存のABWR設計認証を、2027年までの15年間延長する申請を行いました。この申請には、1,350メガワット超のABWRの設計に、NRCの現在の必要条件である航空機落下対策を施した重要な改良が追加されています。

GEHのABWRは、1997年に米国で建設が認可された最初の第3世代原子炉となりました。それから13年余りが経過した現在、数多くの電力会社が原子炉の新規建設を検討しています。1基の建設に数十億ドルの投資が必要とされる原子炉の選定には、NRCの認証状況も電力会社が評価する際の重要項目のひとつとなります。

GEHのジェラルド・ヘッド上級副社長(規制関連担当)は「電力会社が新規の原子力発電所建設に関する検討を進める中、ABWRを採用した発電所の建設が直ちに始められるよう、設計認証の継続を確実なものとしたいと考えています。今年初めにNRCが発表した指針案に従い、今回の申請がスケジュール通り審査されるようNRCに協力していきます」と述べています。

ABWRは現在4基が日本で運転されており、1号基と2号基はそれぞれ1996年と1997年に運転を開始しています。現在、新たに5基のABWRが、日本と台湾で建設中です。

「GEHのABWRは、グローバルな建設実績とNRCに認証された設計により、規制上の問題がプロジェクトの建設費用やスケジュールに影響を及ぼすことがなくお客様に安心して選んでいただくことができます」とヘッド副社長は述べています。

過去の関連リリース

2010年12月9日
GE日立ニュークリア・エナジーが第3世代原子炉に関する15年間の設計認証延長を申請

GE日立ニュークリア・エナジーについて
米国ノースカロライナ州ウィルミントンに拠点を置くGE日立ニュークリア・エナジー(GEH)は、改良型原子炉や原子力燃料、および原子炉関連のサービスを提供する世界有数のプロバイダーです。GEHは、2007年6月に、GEと日立製作所の原子力分野の事業提携により設立されました。原子力分野における新たな提携関係の締結により、GEと日立製作所は統一された戦略的なビジョンを掲げ、より広範なソリューションポートフォリオを提供するとともに、原子炉の新設や原子力関連サービスを提供する機会を拡大します。この提携関係は、世界中のお客さまに原子炉の稼働率、出力、および安全性の向上を実現するために必要な技術的リーダーシップを提供します。

GEエナジー広報部 新村(シンムラ)


business unit
tags