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Press Release

Geヘルスケア・ジャパン、白書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢社会とその可能性」を発刊

May 28, 2010

~高齢化社会がもたらす潜在機会および成長モデルを探る~
- ヘルシーマジネーション戦略に基づく取り組みの一環 -

GEヘルスケアグループの日本法人であるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、社長:熊谷昭彦)は、白書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢社会の可能性」を5月31日(月)付で発刊します。この白書は、「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)*1」が独立した立場で聞き取り調査を行い編集したもので、今後ますます加速する高齢化社会における主な課題と可能性を探りながら、新しい成長モデルを確立していくための重要なポイントをまとめています。

白書は約30ページで、日本語版と英語版の2種類を制作。『日本における人口の高齢化問題』、『高齢化のアジェンダ:日本の医療・介護制度/潜在的市場機会の活用』、『日本におけるイノベーションの課題と可能性』を主テーマに、各種統計データや政界・学会・産業界を対象とした聞き取り調査に基づく情報を客観的に分析。急速な高齢化の進行が日本へもたらす影響、そしてシルバー社会の潜在的可能性を活用するために日本が対応すべき課題を検証し、急速に進む高齢化がもたらす潜在的機会の活用に向けた方策に関する提言を展開しています。

「ヘルシーマジネーション(healthymagination)*2」戦略を掲げるGEは、世界に先駆けて少子高齢化が進む日本では今後、医療が成長産業の1つとして経済発展の源泉になると捉えています。また日本政府も新成長戦略の柱の1つとして「ライフ・イノベーション」を掲げ、医療・介護を柱とした新たな産業育成を打ち出しています。そのような中、当社は現在、政府や医療産業にとって極めて大きな機会創出のチャンスとなる「高齢社会」に対する取り組みを全社的に強化しており、その一環として今回、「シルバーからゴールドへ:日本における高齢社会とその可能性」と題する白書を初めて発刊、日本が高齢社会(シルバー)をどのようにして経済成長や生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を向上する機会(ゴールド)に転換できるのか、その可能性を探りました。

GEヘルスケア・ジャパンの代表取締役社長兼CEOの熊谷昭彦は白書について、「日本は世界で最も長寿の国。国民の健康に対する意識も高く、日常的に食事や運動に気を配るなど健康に配慮したライフスタイルを送っている方も数多くいます。今後世界に先駆けて加速されていく日本の高齢化を単に問題と捉えるのではなく、その可能性を考えるきっかけの1つになればと考え、今回白書を発刊することにしました。また日本が、急速な高齢化がもたらす課題解決に向けた新しい枠組みや先進的システムを打ち立てていくことで、高齢化が進みつつある他国に対する成功モデルを示すことにもつながります」と述べています。

本白書は冊子版のほか、PDF版を用意しており、PDF版は5月31日(月)以降GEヘルスケア・ジャパンのホームページ http://japan.gehealthcare.com/cwcjapan/static/company/silver_to_gold.html からダウンロード可能です。

シルバーからゴールドへ(表紙)

白書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢社会とその可能性」 表紙画像

*1 エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は、エコノミスト・グループの調査部門として、国際企業のトップマネージメントを対象に、ビジネスに影響を及ぼす世界各国の政治経済やその予測、カントリーリスク、地域ビジネス概要、その時々のビジネス諸問題に関する調査レポートなどを出版している。その独自の調査・見解に基づいた鋭い分析には定評がある。
*2 「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」は、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、2009年5月にGEが策定したヘルスケアに関する新戦略。2015年までに60億ドルを投じて、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指している。ヘルシーマジネーションの詳細は http://www.ge.com/jp/company/healthymagination/index.html を参照。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、CT(コンピューター断層撮影装置)やMR(磁気共鳴断層撮影装置)などの医療用画像診断装置やヘルスケアITをはじめ、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)や生体情報モニターから、創薬、バイオ医薬品、ならびに医療機関の経営支援に至るまで、幅広い分野にわたる専門性を生かし、次世代の患者ケアをデザインする最先端の医療技術ならびに医療サービスを提供しています。米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの日本での中核拠点として、現在GEが全世界で推進している「ヘルシーマジネーション」戦略にもとづき、医療コストの削減、医療アクセスの拡大、ならびに医療の質の向上を実現する革新的な製品やサービスの開発を継続しています。GE横河メディカルシステムとGEヘルスケア バイオサイエンスが2009年8月1日付で事業統合し、「GEヘルスケア・ジャパン株式会社」としてビジネスを開始。2010年1月1日現在の社員数は1,890名、国内で展開する事業所数は53カ所、2009会計年度(2009年1月~12月)の総売上は約1,190億円。ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp

関連リリース:
GE Healthcare Releases White Paper on the Implications of Japan's Ageing Population

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起


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