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Press Release

GEヘルスケア・ジャパン、ポケットサイズの超音波診断装置Vscanが本年度のグッドデザイン金賞を受賞

November 09, 2011

~当社初の金賞受賞、「新たな社会的、人間的価値を創出した」との高い評価を獲得~

GEヘルスケアグループ(以下「GEヘルスケア」)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:川上潤)が販売するポケットサイズの超音波診断装置「Vscan(ヴィースキャン)」が本日、本年度のグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)に選出されました。当社製品で金賞を受賞したのはこのVscanが初めてとなります。

Vscanは、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の医療に関するビジネス戦略「ヘルシーマジネーション(healthymagination)*1 」の厳しい認証審査をクリアし、昨年10月1日に国内販売を開始した当社最小・最軽量(本日現在)*2 の超音波診断装置。どこへでも持ち運べる手軽さと片手で扱える操作性に加え、在宅や僻地など多彩な医療ニーズに応える臨床性能を兼ね揃えた装置です。
デザイン面では、重さ約390gと小型で軽量、プローブ(探触子)にも軽量化を施したほか、本体に接続するケーブルも薄型で柔軟性の高いものを採用しました。バッテリー駆動による可搬性に加えて、ディスプレイの開閉による素早いオン・オフやダイヤルキーの採用など片手で扱えるシンプルな操作性を実現するなど、使い勝手にもこだわりました。加えて先端的な技術を用いた半導体チップの採用で、高性能ながら低消費電力も実現しています。

審査委員の評価

本超小型の超音波診断機は通常の医療の場面だけでなく、災害時など緊急時の医療現場などで役立つことが大いに期待される。本商品デザインは医療関係者、生活者双方の新たな社会的、人間的価値を創出した点で評価された。さらにその価値を社内外に認知・確立し、開発のための資源・人材を確保することに困難さがあったことは、新たな価値を創出する際の開発プロセスと決断が今日いかに重要かを示唆しており、この点も評価された。

金賞受賞に際し、当社代表取締役社長兼CEOの川上潤は、「Vscanがこのたび当社初となる金賞を受賞したことを大変嬉しく光栄に感じております。審査委員の皆様から『医療関係者、生活者双方の新たな社会的、人間的価値を創出した』とのご評価をいただきましたが、検査室での使用という従来の医療機器の概念を覆す斬新なデザインのVscanはまさにこれまでの医療の提供のされ方を変革し、これからの超高齢社会でますます重要性が増す『プライマリケア』分野を中心に新たな価値をもたらすことのできる製品だと自負しております。当社は今後もエジソンの時代から続いてきた想像力のDNAをさらに磨き上げ、機能とデザインを高い次元で融合させた幅広い医療ソリューションを開発することで、世界の困難な医療課題の解決を目指す『ヘルシーマジネーション』の推進を図ってまいります」とコメントしています。

Vscan本体
Vscan本体

Vscan
ホイール・ダイヤルキーの採用で、片手でプローブ走査、もう片方の親指で画像操作が可能

外資系画像診断装置メーカーとして唯一、日本に開発・製造拠点を有する当社は近年、今まで以上に高い機能性・操作性と優れたデザインを融合した製品展開に力を入れています。本年は金賞を受賞したVscanに加えて、汎用超音波診断装置「LOGIQ S8(ロジック・エスエイト)」もグッドデザイン賞を受賞したほか、これまでにもCT(コンピューター断層撮影装置)「Optima CT660 Pro(オプティマ・シーティー660・プロ)」と可搬型解析機能付心電計「MAC800(マック800)」が2010年度、汎用超音波診断装置「LOGIQ E9(ロジック・イーナイン)」と「LOGIQ P6(ロジック・ピーシックス)」が2008年度、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)「Signa HDe(シグナ・エイチディーイー)」とCT「BrightSpeed(ブライトスピード)」が2006年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン面でも高い評価を獲得しています。当社では今後、製品の機能面だけでなく、優れたデザイン性や操作性、環境性能を訴求することで、各製品のさらなる拡販を図るとともに、なお一層のブランドイメージの強化を目指します。

*1: ヘルシーマジネーション(healthymagination)は、世界が直面する深刻な医療問題の真の解決を目指して、2009年5月にGEが策定したヘルスケアに関する戦略。イノベーションで環境課題の克服を図る「エコマジネーション」(2005年5月導入)に続く中核戦略で、2015年までに60億ドルを投じて、地域に適した技術開発、ヘルスケアITの加速、格差のない医療の提供、在宅医療の推進の4分野で、100種類のイノベーションを実施し、15%の医療コストの削減、15%の医療アクセスの拡大、ならびに15%の医療の質向上を実現することを目指しています。詳細は www.healthymagination.com をご参照ください。
*2: GEヘルスケア・ジャパンの超音波診断装置の中でこれまでの最小製品はVenue 40で、サイズは282 mm(縦) x 274 mm(横) x 56 mm(奥行き)、重量は3.2kg。

製品名 薬事認証名称 医療機器認証番号
Vscan 汎用超音波画像診断装置Vscan 221ABBZX00252000
LOGIQ S8 汎用超音波画像診断装置LOGIQ S8 222ABBZX00199000
Optima CT660 Pro 全身用X線CT診断装置Optima CT660 222ACBZX00021000
MAC800 心電計(解析機能付)MAC800 220ACBZX00105000
LOGIQ E9 汎用超音波画像診断装置LOGIQ E9 220ABBZX00177000
LOGIQ P6 汎用超音波画像診断装置LOGIQ P6 220ABBZX00066000
Signa HDe 超電導式磁気共鳴画像診断装置Signa HDe 20900BZY00067000
BrightSpeed 全身用X線CT診断装置BrightSpeed 217ACBZX00002000

GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの中核拠点の1つとして、先端的な医療技術ならびに医療・研究機関向けの各種サービスを提供しています。医療用画像診断からライフサイエンス(生命科学)まで幅広い分野にわたる専門性を駆使しながら、GEの世界戦略「ヘルシーマジネーション」で掲げる「医療コストの削減」「医療アクセスの拡大」「医療の質の向上」の実現に向けて、国内外の医療・研究施設を中心に革新的な製品やサービスをお届けしています。主要取扱製品は、CT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置、医療用画像ネットワーク、メディカル・ダイアグノスティクス(体内診断薬)、生体情報モニタ、液体クロマトグラフィー装置、細胞解析装置。2011年4月1日現在の社員数は2,030名、国内の事業所数は55カ所。
ホームページアドレスは www.gehealthcare.co.jp (ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )。

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 広報 松井亜起


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