GEプラスチックスは、SPE(Society of Plastics Engineers)中欧支部が主催する自動車部門のInnovation Awardsをダブル受賞したことを本日発表した。GEのポリカーボネート(PC)Lexan* SLXフィルムを塗装の代替として採用したOPEL Zafiraのパノラマルーフは、車体外装部門で最優秀賞を受賞。また、Lexan GLX樹脂を使用したHonda Civicの一体成形スポイラ付きエクストラウィンドウは、同カテゴリの第3位に入賞した。このOPEL Zafiraはヨーロッパおよびアジアの一部地域、Honda Civicはヨーロッパのみで販売されているモデルである。いずれの用途もGEの素材の革新性および有用性を立証するものであり、自動車用途における意匠性と性能の向上、デザインの柔軟性、部品統合、塗装工程の削減などの利点を実現する。受賞者の発表は、7月14日にドイツのデュッセルドルフで行われた。
GEプラスチックスの自動車部門車体パネルおよびグレージング業務のグローバルマーケットディレクターを務めるデレク・バックマスターは次のように述べている。「GEプラスチックスはグレージング用途および塗装代替用途の開発を積極的に進めてきましたが、今回の名誉ある受賞は、弊社のヨーロッパにおける技術的リーダシップを証明するものです。ZafiraのルーフとHondaのウィンドウには実用性を兼ね備えた印象的なデザインが施されており、GEの Lexan樹脂が自動車業界にもたらす有用性を示す格好の例です。」
2005 OPEL Zafiraバンのパノラマルーフは、この車の大きな特長となっている。このルーフモジュールには、大型のガラスウィンドウがはめ込まれ、収納ボックスも組み込まれており、さらに電動サンシェードも装備されている。このルーフの表面は、深みのある色に着色したGEの高光沢Lexan SLXフィルムで覆われており、流線型の優雅さと光に満ちた車内を提供するだけでなく、機能性と高い性能を実現している。Webasto社によって開発されたこのモジュールは、ポリウレタン系のLFI基材とプリフォームされたLexan SLXフィルムを使用して製造されている。
GEのLexan SLXフィルムにより、塗装の代替として使用することで揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制、車体の軽量化による燃費向上、さらに温暖化ガスの減少など、多くの利点が得られる。これらの他にも、製造会社と消費者の双方にとってコスト削減になるという利点も挙げられる。
2006 Honda Civicのエクストラウィンドウは、空気力学的な性能、視界およびスタイリングを要求された非常に複雑な部品である。Freeglass社の射出成形部品であるこのグレージング部品は、GEのLexan GLX樹脂を使用して、部品統合化(スポイラとの一体化)と、後方視界の改善を実現している。
Lexan GLX樹脂は、自動車グレージング用途にとって重要である高い耐衝撃性、UV保護効果、軽量化という性能を提供する。
GEプラスチックスのLexan樹脂素材技術の詳細は、こちらをご覧ください。
GEプラスチックスについて
GEプラスチックスは、自動車、医療、家電、輸送、高機能包装、建築/建設、通信、光学媒体などの幅広い業界で利用されているプラスチック樹脂を世界中のお客様に提供するサプライヤです。ポリカーボネート、ABS, SAN, ASA, PPE, PC/ABS, PBT, PEI樹脂に加え、高機能特殊化合物LNP*製品シリーズを製造/合成しています。GEプラスチックスのスペシャルティーフィルム&シート事業部は、高機能Lexan*シートおよびフィルム製品を製造しており、これらの製品は条件の厳しい用途に世界各地で幅広く利用されています。さらに、GEプラスチックスの自動車部門は、車体パネル/グレージング、ボンネット内、部品、構造/内装、照明という自動車産業の5つの主要分野で、世界中のお客様に豊かな経験に裏付けられた優れたプラスチック・ソリューションを提供しています。オリンピック大会の協賛企業として、GEは大会の成功に不可欠な、幅広い分野にわたる革新的な製品とサービスを独占的に提供しています。
*LexanとLNPはGeneral Electric Companyの商標です。
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