ウォーレン・バフェット氏がGEへの投資を発表
2008年10月1日【コネチカット州フェアフィールド】
GEは本日、少なくとも120億ドル相当の普通株を一般公募する計画を発表しました。新株発行の引受会社は、割当を上回る購入申し込みがあった場合、更に公募総額の15%に相当する株式を追加購入する権利を30日間の期限付きで得ます。新株の価格は米国の株式市場が明日オープンする前に決定される予定です。
GEは更に、私募取引として、30億ドルに上る恒久的優先株を売却することでバークシャー・ハサウェイ社と合意しました。恒久的優先株に対する配当は10%で、3年後に10%を上乗せした価格で償還予定です。バークシャー・ハサウェイ社は、優先株購入に加え、1株22.25ドルの権利行使価格で合計30億ドルの普通株を購入する権利を得ます。この権利は5年間のどの時点でも行使することができます。
バークシャー・ハサウェイ社のウォーレン・バフェット会長兼CEOは次のように述べています。「GEは世界における米国ビジネスの象徴です。私は何十年にも渡ってGEとGEの経営者の友人であり、称賛してきました。GEは私も良く知っている強力なグローバル・ブランドと事業を持っています。GEはこれからも成功を収めていくことを確信しています」
GEのジェフ・イメルト会長兼CEOは次のように述べています。「今回の増資はGEの株主にとって2つの意味があります。ひとつは、これによって当社の動きの自由度が高まり、流動性を高める計画を早期に遂行できることです。もうひとつは、条件が許す限り、この市場で攻めの経営ができることです。更に、トリプルAの信用格付けを維持していくことに変わりは無く、このところの変動の激しい市場においても、当社はコマーシャル・ペーパーのニーズを順調に満たし続けています」
「経済環境は依然激しく変動しています。しかしながら、当社の経営は順調であり、2008年の業績予想を先週発表した通り、第3四半期には金融サービスで約20億ドルの利益を予想しており、産業分野ではコンシューマー&インダストリアル事業を除いて10-15%の増益を予想しています」
ゴールドマン・サックスが増資の主幹事となり、バンクオブアメリカ・セキュリティーズ、シティ、ドイチェバンク・セキュリティーズ、JPモルガン、モルガン・スタンレーが幹事証券会社となります。増資目論見書はゴールドマン・サックスより入手できます。請求先はAttn: Prospectus Department, 85 Broad St., New York, NY 10004、ファックス(212) 902-9316、Eメール[email protected]となります。
新規発行株式に関わる有価証券届出書は提出済みで、有効となっています。このプレスリリースは、売り出しの募集でも、購入の勧誘でもなく、届出や認可の前の募集、勧誘、販売が州の証券法で禁止されている州においておこなわれることはありません。新株募集は発行趣意書を通じてのみおこなわれます。
[GEについて]
GE (NYSE: GE)は、インフラストラクチャー、金融、メディアという多様な分野で世界規模で事業を展開し、世界の大切なニーズを満たしています。GEは、エネルギー、水、輸送、医療から、お金と情報までを、世界100カ国以上のお客さまに提供しており、約30万人の従業員を世界で擁しています。GEは想像をカタチにする(imagination at work)企業です。詳細は、GEのホームページ(http://www.ge.com/)をご覧下さい。
GEは、日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約5,000人を数えます。
日本におけるGEの事業・活動等については、 当サイトをご覧下さい。
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Tel. 03-3588-9500
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