2008年7月10日【米コネチカット州フェアフィールド】
GEは本日、コンシューマー&インダストリアル事業についてあらゆる戦略的オプションを引き続き検討していることを明らかにしました。現在、同事業部門全体(家電、照明、インダストリアル)を分離独立させ、GEの既存株主に株式を割り当てることに検討の力点を置いています。同社は5月16日、家電事業について戦略的オプションを検討すること、ならびに分離独立もその選択肢の一つであることを発表していました。
GEのジェフ・イメルト会長兼CEOは次のように述べています。「家電事業に関する選択肢を検討するうちに、インダストリアル事業部門の諸事業をもっとも速く、効率的に変革するには事業部門全体を分離独立させることに力点を置くべきであることが明らかになりました。当社は長期的成長を目指して事業ポートフォリオの改編を進めてきましたが、分離独立はこうした戦略に合致すると共に、GEの株主にとっても理に適うものです。」
「コンシューマー&インダストリアル事業部についてあらゆる選択肢を引き続き検討していきますが、分離独立に力点を置くのが事業部門内の優良な各事業にとって理に適っています。各事業のプロセス、販売、管理業務は統合されています。コンシューマー&インダストリアル事業部門の優秀な経営陣と従業員が継続して同事業に従事することで、自らの運命を自ら決定できるようになります。ジム・キャンベルをはじめ経営陣がその方向で努力していることを嬉しく思います。」
GEの家電事業は業界の革新的事業者であり、ほぼ1世紀にわたって消費者のライフスタイルを向上する新製品を提供してきました。これまで、GE Monogram®、GE Café®、およびEnergy Star™に認定された様々な製品を含む世界一流の家電ブランドを作り出してきたことで知られています。GEの照明事業は1879年に世界最初の白熱電球を発明して以来、Reveal®、Edison™、Energy Smart® (注) の消費者向けブランドを送り出し、照明の世界に革新をもたらしてきました。GEのインダストリアル技術は1892年から電力を利用する重要なサービスを安全に、効率よく提供してきました。
(注)Energy Star(エナジースター):米国環境保護庁(EPA)によりスタートした省電力化プログラム。現在は、米国以外にも、日本を含む国々での普及が進んでおり、国際的な認知度が高まっている。一定の省エネルギー基準に適合した商品には、Energy Starロゴが付与されています。
GEについて
GEは、"imagination at work 想像をカタチにするチカラ"をスローガンに、テクノロジー、メディア、金融サービスという多様な分野で事業展開し、世の中の困難な問題の解決に向けて努力しています。航空機エンジン、発電、水処理・セキュリティ技術から医療用画像診断装置、企業向け・個人向け金融、メディア、先端素材にわたるまで幅広い商品とサービスを、世界100カ国以上のお客さまに提供しており、約30万人の従業員を擁しています。詳細は、GEのホームページをご覧下さい。GEは、日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約8,000人を数えます。日本におけるGEの事業・活動等については、 こちらをご覧下さい。
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