北京オリンピック開催に向け合計335を超えるソリューションを提供
オリンピックのワールドワイド・パートナーであるGEは、中国初の雨水リサイクルシステムに複数の技術を提供することを発表しました。新しいシステムは、2008年北京オリンピックの開・閉会式会場となる北京・国家体育場(国立スタジアム)に設置される予定です。
GEでは現在までに、交通機関、セキュリティ、エネルギー、水、医療、照明などの分野で合計335を超える北京オリンピック関連プロジェクトに参画しています。
国際オリンピック委員会マーケティング委員会のゲルハルト・ハイベルグ委員長は次のように述べています。「GEは北京オリンピックに関して、会場建設から都市インフラの整備まで、さまざまな分野わたり多大な貢献をしています。GEは環境ソリューションの世界的なリーダーとして、オリンピックムーブメントが先導する持続可能な開発の実現に向けた様々な取り組みを、多くのクリーン技術を駆使して支援しています。」
国家体育場の新しい雨水リサイクルシステムでは、地下貯水槽で最大毎時100トンの雨水を処理します。そのうち80トンは景観維持、消防、清掃に再利用できるため、体育場の水消費量低減に直接的な効果をもたらします。GEの技術は化学物質を使用せず、屋内空気質および騒音制御に関する厳しい環境基準に適合しています。
GE北東アジア・中国会長兼CEOであるスティーブ・ベルタミニは次のように述べています。「今回提供する高度な水処理技術は、北京市が北京オリンピック期間中、およびそれ以後も継続して推進する環境に配慮した水管理運営を支援するための大規模な取り組みにおいて活用されます。GEは中国で100年以上にわたり積極的な事業展開を行っており、オリンピックと中国の双方に対して、環境への配慮を高めたソリューションの導入を継続的に支援できることを大変光栄に思います。」
北京オリンピックへの取り組みを加速するGE
GEはオリンピック組織委員会と緊密に連携を取り、GEの全社的な施策である「エコマジネーション」の一環として開発された業界最高レベルのエネルギーおよび水処理技術を提供しています。「エコマジネーション」は、GEが新技術を開発して市場化し、お客様が環境に関して直面する課題に対処できるよう支援するものです。2005年の活動開始以来、これまでに45のエコマジネーション製品を投入し、売上額は120億ドルに達しています。
GEのチーフ・マーケティング・オフィサー(マーケティング最高責任者)を務めるダン・ヘンソンは次のように述べています。「北京オリンピックによって、複雑なプロジェクトに対するGEのソリューション提供能力は一層充実しました。すでに2010年に開催予定の上海エキスポなどを含む様々なイベントや、他の新興市場の重要プロジェクトにおいても、同様の計画を用いてお客様のニーズに対応しています。」
その他、北京オリンピックに関する、GEの主要プロジェクトは以下のとおりです。
【その他の水資源関連プロジェクト】
【その他のプロジェクト】
GEは、オリンピックの成功に欠くことのできない画期的な製品やサービスを、幅広く取り揃えて提供できる数少ない企業のひとつです。開催国および開催都市、オリンピック組織委員会との緊密な協力のもと、電力、照明、水処理、交通機関、セキュリティなどの会場のインフラストラクチャーソリューションを提供するほか、超音波診断装置やMR装置などを病院に納入し選手の治療にも寄与します。GEグループのNBCユニバーサルは、北京オリンピックにおける米国で唯一のメディアパートナーであり、パートナーシップは2012年まで継続します。
GEについて
GEは、"imagination at work 想像をカタチにするチカラ"をスローガンに、テクノロジー、メディア、金融サービスという多様な分野で事業展開し、世の中の困難な問題の解決に向けて努力しています。航空機エンジン、発電、水処理・セキュリティ技術から医療用画像診断装置、企業向け・個人向け金融、メディア、先端素材にわたるまで幅広い商品とサービスを、世界100カ国以上のお客さまに提供しており、約30万人の従業員を擁しています。詳細は、GEのホームページをご覧下さい。GEは、日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約8,000人を数えます。日本におけるGEの事業・活動等については、 当サイトをご覧下さい。
この件に関するお問い合わせ先:
日本GE 広報部
電話:03-3588-9500
日本GE コーポレート・コミュニケーション本部