コンカレンシー管理

ブラウザ ベースのツールの利点の一つは、複数のユーザが同時にシステムにアクセスできることです。Configuration Hubは、以下のような点を考慮した上で、一般的にこれをサポートしています。

一般的に

  • あるプラグインでの作業は、別のプラグインでの作業と重複しないため、別のユーザがお互いの作業を上書きすることはありません。

iFIX

  • iFIX ノードは 1 つのアクティブなデータベースしか持たないため、実行中のデータベースへの公開操作による変更は、すべてのブラウザ セッションに反映されます。
  • 任意のノードにおける非公開の変更は、そのノードにアクセスするすべてのブラウザ セッションに共通です。そのため、あるブラウザのユーザがタグを追加したり、タグをインポートしたり、モデルを修正したり、モデルに追加したりすると、別のブラウザのセッションで同じノードを操作しているユーザが見る内容に影響を与えます。たとえば、あるユーザが 1000 個のタグをデータベースにインポートした場合、同じデータベース パネルを見ている 2 番目のユーザには、実行中の iFIX SCADA システムにまだ公開されていないにもかかわらず、自分のパネルにそれらのタグが表示されます。
  • ユーザが iFIX で「保存」操作を必要とする変更を行っている最中に、他のソースからデータベースが変更された場合は、保存と更新を求めるメッセージが表示されます。
  • 一般的に、複数のセッションから同時にインポートすることは避けるべきです。これはデータ パネルからサポートされていますが、同時に複数のインポートが行われると、パフォーマンスが大幅に低下します。

Historian

  • 公開操作による変更は、すべてのブラウザ セッションに反映されます。
  • ユーザが Historian で「保存」操作を必要とする変更を行っている最中に、他のソースからアイテムが変更された場合、ユーザには保存と更新を求めるメッセージが表示されます。