独Premium AEROTEC社がGEアディティブとともに、GEアディティブの金属3DプリンターM2を活用し航空用チタン部品のプロセス認証を取得した過程を紹介するウェビナー。
特に注目すべきはM2の特徴であるデュアルレーザーによる生産性の高い造形プロセスの認証を達成している点です。
Premium AEROTEC社でアディティブ製造部門を率いるビーレフェルト博士に話を伺います。
*Presented in English with Japaneses subtitles.
講演者
Dr. Thomas Bielefeld
アディティブ・マニュファクチャリング統括責任者
Premium AEROTEC
1993年にライプニッツ材料工学研究所(the LEIBNIZ Institute for Material-Oriented Technologies (IWT))にてリサーチエンジニアとして勤務。国内および国際的な研究プロジェクトを担当し、プロセスイノベーションやイノベーションの工程削減に焦点を当てたエンジニアリングチームの指揮を執る。冶金工程の短縮化に関する博士号を取得した後、彼は2000年に国際的なCIRPテイラーメダルを授与された。
1999年以来、彼はさまざまな業界で重要なポジションを務めた。ASTRIUM Spaceでは、タンク、バルブ、スラスター、チューブ、断熱材などの衛星推進装置を担当するタンク&コンポーネント生産センターの責任者を務めた。2006年にはAIRBUSに入社し、生産システムのコンピタンスセンターを担当。同センターは、カーボンファイバー積層装置と航空機組立てライン用の革新的な治具と工具の開発と製造を担当する年間6,500万ユーロ規模の拠点である。2009年のPremium AEROTEC の設立により、取締役として複数の改善プロジェクトを率いる。微細部品の供給管理およびエアロストラクチャー部門の責任者として、新規受注からサプライチェーンまでを管理するプロセスを導入した。2015年、PAGは航空宇宙産業向け生産のためにアディティブ・マニュファクチャリングの採用を決定し、彼はその責任者として技術開発、プロセスの成熟度と再現性、認証取得および連続生産に関するビジネスを率いている。
彼の科学的および技術的な知見は主に以下の通り。材料除去加工および熱処理における冶金工程の短縮化、電子ビームによるチタン合金の溶接および熱処理、レーザーによるアルミニウム合金の溶接および熱処理、チタン/アルミニウムのPBF-LBM方式。
ドイツ北部在住、既婚、5人の子供あり。
Udo Burggraf
シニアグローバル&キーアカウントディレクター
GEアディティブ
バーググラフは1991年にシュトゥットガルト大学で航空宇宙工学の修士号を取得。ドイツ航空宇宙研究センターで国内および国際的なプロジェクト管理に8年間従事したのち、Engineering and Design AG でエンジニアリングサービスに8年間在籍し、同グループのエグゼクティブバイスプレジデントおよび理事を務めた。現在、GE Additiveのシニアグローバル&キーアカウント・エアロスペースディレクター。