複雑なシステムを複雑にしているのは、全体は部分の単純な総和ではないという事実です。部分は単純な要素でも、要素間の相互作用により挙動の幅が増えることがあり、個々の挙動が、どのように全体としての挙動に集積されるのかが問題となります。
資産管理においても同様のことが言えます。電力、上下水道、ガス、情報通信といったインフラ設備が発展し複雑性が増す中で、インフラ設備の新設、維持、更新のライフサイクルコスト、さらに顧客満足度や、信頼性の向上といった社会への影響を考慮した、トータルな資産管理が求められています。単体の設備だけを見る時代は終わりました。最適なコストで、高度なサービスを提供する。このような価値を生み出すためには、インフラ設備のネットワーク全体の視点で、資産管理を捉える必要があるのです。
Smallworld では、これを「ネットワーク型資産管理」と位置付け、膨大なインフラを保有する企業や自治体など、全世界で 1,100 以上のお客様に、付加価値の高いソリューションを提供しています。
-ネットワーク型資産管理の時代
1996年の米国西部停電事故、カスケード故障の事例は我々に多くのことを教えてくれました。個々の機器がひどいダメージを受ける確率を減らすよう最適化されていましたが、その結果システムが全体として大規模な崩壊をおこしやすくなったのです。システムにおいて故障を引き起こすものは何でしょうか。独立したランダムな出来事がつらなって徐々に危機が増幅する場合もあれば、ネットワークが複雑になると局所的な故障が重要性の高い部分の故障を誘導し、思わぬ大惨事を引き起こすこともあります。一つの故障のみでなく、故障が組み合わさる場合のシナリオについても考える必要があるのです。
次世代の「ネットワーク型資産管理」を可能にするツールとして、 実績を伸ばしつづけるSmallworld。全世界で1,100を超えるユーザーにお使いいただいています。