

エジソン、ハリウッドに行く:ほとんどの産業にエジソンの影響が!一冊の新しい絵本が子どもたち(と大人)にエジソンの才能を紹介
バレッタは素晴らしい手腕を発揮し、このような発明を残らず蘇らせました。エジソンの発明のアイデアを描いたカラフルなページの隣に、その発明が現在どのように利用されているかを並べて描き出したのです。
この絵本は、発明家をテーマとするバレッタの3冊目の本です。これまでバレッタが描いた絵本には、ベンジャミン・フランクリンを描いた『Now & Ben: The Modern Inventions of Benjamin Franklin(現代とベン:ベンジャミン・フランクリンの近代的発明)』と、レオナルド・ダ・ビンチを描いた『Neo Leo: The Ageless Ideas of Leonardo da Vinci(ネオ・レオ:レオナルド・ダ・ビンチの時代を超えたアイデア)』があります。バレッタは、エジソンがフランクリンとダ・ビンチに匹敵する発明家だと言います。「エジソンは私の憧れでした。エジソンの発明にワクワクする私と同じような気持ちを子どもたちにも感じて欲しいし、自分たちの生きている世界をよく知って欲しいんです」バレッタはこう語ってくれました。
入れ墨(タトゥー)を彫る針は、どのように生まれたのでしょうか?昔むかし、「メンロパーク(※)の魔術師」と呼ばれる偉大な発明家がいました。その人の名は、トーマス・エジソン。ある日エジソンは、文書のコピーという単調な仕事から事務員を解放するため、電動ペンを開発しました。このペンには、紙の上に書かれた文章に沿って上下振動する鋭い針が内蔵されていました。この針が文章の書かれた紙の上を毎秒50回上下して文章に沿って穴をあけ、ステンシル(型紙)を作成します。この小さな穴からインクが浸透し、下に敷いた紙に文章が写る仕組みとなっていました。1876年に特許を取得したこの発明は、大流行したというわけではありませんでした。しかしこれがコピー機の原型となったばかりでなく、アーティストの手によってタトゥーの世界に革命をもたらすことになりました。
※エジソンの研究所があった場所
魅力たっぷりにエジソンを描いたジーン・バレッタ最新作の絵本『Timeless Thomas: How Thomas Edison Changed Our Lives(永遠の発明王:エジソンは私たちの生活をどのように変えたか) 』に目を通すと、ほぼあらゆる産業がエジソンの才能に影響を受けたことがわかります。この絵本は基本的には子ども向けですが、そのご両親やおじいちゃん、おばあちゃん世代の方々にとっても目新しく、驚くような事実が豊富に紹介されています。白熱灯を発明したのはご存知のとおりエジソンですが、電気自動車向けにアルカリ電池を発明したのもエジソンです。また、メンロパークの研究所に世界初の映画スタジオ「ブラックマリア」を建設して映画ビジネスに乗り出したほか、映画撮影用カメラも初めて開発しました。また、華やかさには欠けますが革新性では見劣りしないのが、発電所やセメント焼成炉、自動販売機の発明です。
