GE imagination at work 日本
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博物館にはご丁寧に「GEの製品は50年も60年も使えました。感謝いたします」というメッセージを添えて不要になった家電やその他の製品が送られてくることもあります。
しかし、ハンター氏は過去の歴史のみに注目しているわけではありません。彼はGEが、その遺産を今日のイノベーションへと引き継ぐことを支援しています。彼が気に入っている最近の例は、GE社員向けにオープンハウスを主催し、トーマス・エジソンおよび交流回路理論開発者の一人であるチャールズ・スタインメッツによる初期のイノベーションをGEの最新製品と並べて展示したことです。
ハンター氏は「GEは近代アメリカの発展にとって欠かせない存在でした」と言います。
「GEは人々の暮らしを変え、今もなおそれを続けています。電気を発明し生活を変えたGEは、現在も新たな燃料の開発に取り組んでいるのです。」
ハンター氏は博物館に展示されているお気に入りについて尋ねると、どれも素晴らしく一つに絞ることは出来ないと答えました。しかししばらくして彼は1928年にGEが初めて製造したテレビがお気に入りであると明かしてくれました。そして、スケネクタディ放送局WRGBの前身であるGEの実験スタジオから放映された「The Queen's Messenger」は、放送史上初の放映となった生ドラマ番組なのです。
最近のハンター氏は、エジソンの蓄音機とともに、セントルイスにて1878年に作成され一度も再生されたことのないスズ箔のレコードが発見されたことに、胸を躍らせています。彼のチームは、錫箔を外し、再生、録音する手法を開発した科学者がいるイギリスにあるサザンプトン大学に送りました。そして彼は、このレコードにはエジソンの発明に敬意を表して書きおろされた曲「ミスター・フォノグラフ(蓄音機)」が収録されているのではないかと予想しています。
Edison and phonograph
トーマス・エジソンと蓄音機。ハンター氏のチームはまもなく、最近蓄音機とともに発見された、1878年にセントルイスで作成されこれまで一度も再生されたことがないスズ箔のレコードの内容を聴く予定です。
この記事は、GEの米国本社(ゼネラル・エレクトリック・カンパニー)が2011年5月13日に公開したGE Reportsの全訳です。
※原文はこちら:"The Keeper of GE’s History"

 

2011年5月13日

GEの歴史の守り人

スケネクタディ博物館のコレクション&展示の責任者であるクリス・ハンター氏は、彼がまだ中学生であった1982年、初めてスケネクタディ博物館を訪問し、その膨大な歴史資料を見学した時のことを今でも憶えています。その後アルバニー大学で歴史学修士号を取得し、生涯スケネクタディ市に暮らすことを決めた彼は、やがて15,000件の特許、5,000冊の本、そして150万枚の写真を生んだ、国際的に知られるこの街の虜になりました。
最近では、スケネクタディ博物館公式サイト上で「トーマス・エジソン:イノベーションに注いだ生涯」を公開し、同時にGEの公式史料を監修しています。これは決して容易なものではありません。世界中から寄せられる問い合わせにも対応しなければならないのです。例えば、タイムトラベルの熱狂的ファンからの依頼で「“将来”GEが作るタイムマシンのマニュアルが欲しい」といった奇妙なものから、ロナルド・レーガンの伝記作家であるトム・エバンズ氏から「当時GEの広報を務めていたレーガン氏の録画フィルムを提供して欲しい」といった興味深いリクエストまで、彼のもとに寄せられる問い合わせは様々です。
ぜひ、下のリンクで「The Queen's Messenger」をご覧ください。これは、1928年にニューヨークのスケネクタディにあるGEの実験スタジオから放映された初のテレビ放送番組です。また、この年に製造されたGE製テレビは、ハンター氏のお気に入りです。