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GEnx搭載のドリームライナーがボストンに到着、商用運航として初の米国着陸

GEnxを搭載したボーイング787ドリームライナーは昨日午後、商用運航として初めて米国ボストンに着陸しました。同便は、日本航空が運航するアジア地域とボストンを結ぶ初のノンストップ路線です。JALは先月、シアトルでドリームライナー2機を受領しており、同機による二つ目の直行路線となる東京(成田)-サンディエゴ線も近く就航予定です。

ドリームライナーは、従来のメタル合金より高強度かつ耐久性が高く、軽量な複合材と合成樹脂などの先進素材で構成された効率性の高い最新鋭旅客機です。GEは、同機への搭載に向け、先進技術を用いた新型航空機エンジンで、エコマジネーション認定を受けた「GEnx」を開発しました。GEnxを搭載したドリームライナーの商用運航はまだ始まったばかりですが、数多くの航空会社からGEnxとB787ドリームライナーの組み合わせへの発注が相次ぎ、米国製航空機エンジンのGEnxはGE史上、最多の受注をいただいています。
この記事は、GEの米国本社(ゼネラル・エレクトリック・カンパニー)が2012年4月23日に公開したGE Reportsの全訳です。
※原文はこちら: "First U.S. Commercial Flight of GEnx-Powered Dreamliner Lands in Boston"
エンジンチェック:羽田空港のJAL機格納庫でGEnxエンジンを点検するJALの整備士。
ファンケースやファンブレードをはじめエンジンの主要パーツはドリームライナー機と同様に軽量かつ耐腐食性の高い複合材で構成され、エンジン1基あたり約400ポンド(約182キログラム)の軽量化を実現しました。これらは燃料消費量の削減や航続距離の延長、飛行速度の向上に貢献しています。GEnxを2基搭載したドリームライナーはすでに昨秋、その重量クラスにおける最長飛行距離(世界一周)と最速飛行速度の両方の記録を樹立しました。日本航空の787運航乗員部長、小川良氏は、こう語っています。「機体とエンジンは切っても切れないもので、どちらかが優れていれば良いというものではありません。B787とGEnxエンジンは非常にバランスのとれた相性のよい組み合わせです」

JALのドリームライナー機搭載エンジンの選定に関わった、日本航空の運航技術部長の桂田健氏は、ボーイング社がJAL機の製造とテストを進めている段階でGEnxは「設計どおり正確に機能していた」と語りました。「航空会社は航空機エンジンを長期間使用することになります。我々はこれまでにもGEのエンジンを長く使ってきた経験から、GEnxの将来を推定することが出来ます。」

JALのドリームライナーはボストンでわずか3時間ほど駐機したのち、再び東京に向け離陸していきました。

 

Dreamliner1
Dreamliner2
Dreamliner3