「人の役に立つと思えないような発明を完成させたことはありません」GE創設者 トーマス・アルバ・エジソン
アメリカの独立100周年にあたる1876年は、大半のアメリカ人にとって誇りと共に過去を振り返る年でしたが、トーマス・エジソンのような人にとっては未来の大いなる可能性に期待する年でした。独立100周年を記念してフィラデルフィアで開催された万国博覧会で展示された“電気”の展示は、私たちのイマジネーションを役立てる、生産的な新時代の幕を開きました。
1876年はまた、エジソンがニュージャージー州メンロ・パークに研究所を開設した年でもあります。ここでエジソンは、発電機をはじめ、博覧会で見た電気装置の実験を行なうことができました。おそらく当時最大の発明である白熱電球は、この研究所で生まれたのです。
エジソンは1890年までに、それまで手がけていた様々な事業をひとつにまとめ、エジソン・ゼネラル・エレクトリック・カンパニーを設立しました。
その間には、競合会社が台頭していました。トムソン・ヒューストン・カンパニーは、マサチューセッツ州リンの靴製造業者だったチャールズ・A・コフィンの下で一連の合併を通じて、代表的な電気イノベーション会社に成長しました。
両社とも、規模が拡大するにつれ自社の特許と技術のみで一連の電気設備を生産することがますます難しくなりました。そこで、1892年に両社が統合し、新会社「ゼネラル・エレクトリック・カンパニー」が誕生したのです。
エジソンの初期事業の製品には、照明、輸送、工業製品、送電、医療機器など、今もGEの一部になっているものもあります。GE初の家庭用電気器具である電気扇風機は、早くも1890年代にフォート・ウェイン工場で生産されました。一方、暖房器具および調理器具一式は、1907年に開発されました。GEエアクラフト・エンジンズ(GE Aircraft Engines)が現在の名称になったのは1987年ですが、実際の歴史は、米政府が誕生間もない国内航空業界で初の航空機エンジン用ブースターを開発する会社を探していた1917年にさかのぼります。エジソンは1893年に電球用のプラスチック・フィラメントの実験を行ないましたが、これが1930年のGE初のプラスチック部門創設につながりました。
このように、GEのリーダーは何年もかけて、各業界をリードする事業からなる多角的なポートフォリオ、成長を牽引しコストを削減する全社的な力強いイニシアチブの流れ、あらゆるサイクルに応じて商機を捉えることのできる健全かつ強固な財務体質と管理体制、どんな環境にも自信を持って向き合うことを可能にする共通した価値観を構築してきました。
スケネクタディ博物館の歴史展示室には、GEの歴史的な情報や写真が収められています。詳しい情報については、以下にお問い合わせ下さい。